骨折5週間目。 | 言葉と音で綴る 素敵LIFEダイアリー from 神戸

言葉と音で綴る 素敵LIFEダイアリー from 神戸

言葉や音に思いをのせて。
心を、毎日を豊かに。

これまでピアノから学んできたことや、日々の気づきなどを綴っています。

4月の第1週目の半ばに

職場復帰し、約1週間経った。


職場復帰に向けての準備や

それまでの経緯諸々を綴りたい

ところではありますが、

ギプスシーネを外してからも

なかなか大変だったので、

ギプスシーネを外したときから

順に辿っていかせていただければと

思います。



骨折からまる4週間が経ち、

ギプスシーネを外した。


週1回、レントゲン撮影をし、

都度、骨の状態を確認。

3週間目の先週まで、

レントゲンをみる限りでは

「骨折れてるのはっきり分かるね」

という状態が続いていたが、

4週間経ってようやく

「骨が付き始めたね」

という状態になった。

ということで、

まだまだ骨はもろいけれども

ギプスシーネで固定しておく必要は

ないとのことで外すことになった。


が、予想はしていたけれども、

左足の感覚がない。

というか、なんとも非常に頼りなく、

力が入らないというかなんというか。。


たかが1ヶ月、されど1ヶ月。


どうやって歩いたらいいのか

分からなくなっていた。

忘れた、と言った方が良いか。

ギプスシーネを外したからといって

いきなり普通に歩けるのではない。


医師からは、

足元が頼りない感じになっているのは、

足の筋力が弱っているからとのことで、

自分で少しずつ歩けるようになるための

「歩く練習」をするようにと指示された。

確かに、歩く練習が必要である。


なお、3週間目から入浴時のみ、

ギプスシーネを外すようにしたのだが、

ギプスシーネを外すと、

保護してくれるものがなくなるからか、

左足がガチガチに固まり、

床につけようとするとガクガクする。

「こんな状態でギプスを外したら

どうなるんだろう」と

一抹の不安を覚えていた。


さらに、左足がお湯に触れると

ピリピリするような感覚を覚えた。

また、お風呂上がりの左足は、

閲覧注意な、なんともいえない色、

赤黒くなっているように見えた。

でも、湯上がりから少し時間が経つと、

良い感じの色になっている。


このたび骨折して

身を持って分かったことに、

骨折は、骨が折れるだけでなく、

周辺の各種機能も影響を受けている

ということ。

転倒したときの衝撃で

内出血を起こしたのは、

毛細血管がたくさんちぎれたから。

骨をつけるために足を固定したら

筋力が落ちる。

骨だけをケアするのではなく、

その周辺の血管、血流、新陳代謝、

筋力にも気を配り、

ケアをする必要があるのだと気付いた。

なんとなくだが、

ギプスシーネを外して

入浴しはじめてから、

内出血の跡の治りのスピードが

速くなった気がする。

血流を良くすることは本当に大切だ。

なので、ギプスシーネの上から

靴下を履き、

レッグウオーマーもつけて

なるべく冷やさないようにしている。


さて、ギプスシーネを外して、

病院から自宅に帰らなければ

いけなかったが、

とにかく歩行がヨボヨボで、

ギプスシーネをしていたときよりも

歩けなくなっていたからか、

道行く人も、何も言わずとも

サーっと道をあけてくれる。

まるで、モーセの十戎のようだった。

また、

こうなるかもと予測していたので、

家族に付添をお願いしていたのは

正解だった。

そして、自宅に着いた頃には

グッタリで、

この日は早々と床に入った。


これからは、

「普通に歩ける」ようになるための

リハビリに励もうと思ったのだった。