思春期のピアノストーリー | 神戸 大人のピアノレッスン

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 TODAY'S
 
愛する20本の黄色い薔薇バラ


思春期の私の

 ある日のレッスン風景の一コマ。



『エッ! 歌えないの!!』



あるフレーズが思う様に表現出来なくて

先生から


『そのフレーズ うたってごらんなさい』

そう指示されて したがったところ


先生の口から飛び出した

     驚きの言葉でした。


『そりゃ 弾ける訳ワケないよ‼️』




神戸大人ピアノ高澤日出子です。


ピアノは呼吸しなくても演奏できる楽器です。


奏でるメロディーに

音楽としてイキイキとする様に 生命というか

吹きこむように


歌のように 呼吸と共にピアノと向き合うと

とても楽しくなります。


そのためには 練習は必須ですが。


 


冒頭のレッスン当時


学校の都合もあって、私は新しい先生の元で

レッスン始めて間もない頃のことでした。



幼少期のトラウマでうたは当時 禁句だった私!



『うたって』
って指示されて

「ゲエッ」

って なった私。とても声にならん




この時

先生にいろんな話しで諭され、歌うこと

がだんだんと好きになっていきました^ ^


レッスンで取り組んでいたのは あの

シューベルト



先生から

シューベルトの[歌曲]を

生で聴くことを勧められました。


で ひとりで行ったのは

フェスティバルホールでのコンサート


シューベルトの《冬の旅》


24の歌曲で構成されており

ピアノ伴奏によるその「歌曲」ストーリーは

10代の私には衝撃的なであいでした。


ドイツの詩人ウイルヘルム・ミューラーの詩集によるストーリー。


失恋した若者が町を出て、放浪の旅をつづける姿が描かれてます。


絶望感や悲しみが溢れています。(その先は○ですが)


その日のなかの1曲


《菩提樹》は教科書にあったり、あなたもご存知かも。



当時の舞台では

ヘルマンプライ(もう既に故人)


初めて聴くその音楽に圧倒されました。


音楽雑誌に 度々彼の記事が掲載されました。


彼のインタビュー記事の中で見つけたのが


『愛する彼女/奥様のギフトは 

 ゴールデンクローネ20本』


姫野バラ園さんの画像


愛する人から私も受けとる。

なーンてニコニコ思っていたコトもあるのですウインク




《冬の旅》は チョッピリ重いので

   ※シューベルトが敬愛したベートーヴェンがなくなって その後亡くなって・・・その後晩年も作品で。美しいけれど。。。




その中の1曲の

《菩提樹》

日本語訳の最後

 “ここに幸あり”

若い少年少女のアカペラでどうぞ