北区の会と西区の会の合同連絡会議をしました。 | 神戸電鉄「粟生線の会」のブログ

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神戸電鉄粟生線の存続を求めて活動している沿線住民有志の会の「神鉄粟生線を残して」の発信を行っています。

    2015年6月21日(月)
    今日は北区の粟生線の連絡会と西区の粟生線を守る会の会議を行い、6月26日に神戸市会に粟生線の高齢者割引「シーパスワン」の改善について陳情し、北区の方が陳述することにしました。これまで神戸電鉄が出していた「シルバーパス」に比べて、三宮~西代間までつかえていたのが、神鉄湊川までしか使えなくなったり、年間の使える日数も減少したりなど、いろいろと後退していることが多いので、これを充実してほしいと陳情することにしました。
    また、この間いろいろ話し合った要望について、兵庫県や神戸市、神戸電鉄に申し入れし、懇談もしたいと思っています。
    いま、神戸市、三木市、小野市、神鉄、住民代表で作っている粟生線活性化協議会が、3月28日の会議の際、神鉄が活性化協議会の会長(三木市の副市長さん)の制止を無視して資料を配布したことから、いろいろと辞任問題に発展し、ごたごたしているようです。どうも焦点は「上下分離」(線路などの所有を公的な所有にし、電車の運行だけ民間業者が受け持つ)を巡って、三木市長の薮本さんが「上下分離は行わない」と言っておられることに神鉄側が納得せずに資料を提...出したことが発端のようです。利用者そっちのけのごたごたの印象が強いんですが・・・
    神鉄は会社全体では連結決算で黒字をだし、電車の運行でも全体ではそんなに悪くなく、特に粟生線の毎年の赤字10億以上というのが解決したいと画策しておられるようです。
    このごたごたは、「どっちもどっち」という印象が強いのですが、神戸電鉄は粟生線をもっと住民の要求を入れて利用者を増やす努力が不足しているという意見が強く、神戸市も粟生線の神戸市域内は廃線にならず残ると“タカをくくっている”ようで、もっと、自ら決めた「総合交通計画」に基づいて計画的な粟生線利用促進しなければと思います。そこら辺を市や神鉄に申し入れし、要求していきたいと相談しました。
    また、今年もぜひシンポジウムをやりたい、今回は富山のライトレールで頑張られた「富山の会」の方のお話を聞きたいと、提起しています。富山の会は話題の「富山ライトレール」で、何回も「提言」をして市民に親しまれるライトレールをつくりあげた経験のある「会」です。