神戸市東灘区の「住吉台くるくるバス」が10周年になりました | 神戸電鉄「粟生線の会」のブログ

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神戸電鉄粟生線の存続を求めて活動している沿線住民有志の会の「神鉄粟生線を残して」の発信を行っています。

神戸市東灘区のJR住吉駅と六甲山ろくの住吉台を結ぶ「住吉台くるくるバス」が走り始めて10周年、東灘区交通市民会議の森栗さんがコミュニティハスについて本を出しておられるのを興味深く読まさせていただき、バスにのりに行きました。
住吉駅と終点の一番高いところまで約15~20分、座席数10いくつかの低床小型バスで、神戸の急坂を上っていきました。住吉台は道幅も狭く、このバスがやっとみたいなところですが、上からの眺めは抜群、しかし、このバスができるまでは高齢になると住み続けることが難しく泣く泣く住み慣れが我が家を後にする人が多かったのが、今では子供もいっしょに住む人がでて、マイカーを止めてバス利用している人が多いとか。
バスは平日は一時間4本、土日は3本あり、これなら時刻表を見て乗る必要もない、料金も一回210円(敬老パスは使えないが)とってもいい公共交通です。利用者も多く、いまや日900人台に迫る利用数とか、運行しているみなと観光バスは黒字の路線だとのこと。
北区の会では昨年、このくるくるバスのことで出前講座をおこなっています。
高齢者が多い昔のニュータウンの公共交通をどうするか、まちづくりとともにこんなことをぜひ考えてみる必要があります。