邂逅と畏怖・山を忌む日 | クロス鍼灸の日々

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昨日は、煮干しの日でした魚の骨魚あたま

 

年間を通して、いろんな日があります。

この日にお灸をすると無病息災になるとか、
この日にお灸をしてはいけない灸忌日などがありますが、たいてい旧暦なので、この日はいつのことだろうと度々旧暦カレンダーを確認してます。
 



一昨日、灸すると死ぬという日があると書かれた本の話しをしましたが、灸よりも、山の神のほうが禁忌に厳しいいようです。

山の神の日である旧暦の12月12日、1月12日などは、山に入ることが禁忌とされています。


山で働く森林事業者やマタギなど、現在でもこの日を休みとするところが多いようです。
山仕事をする人だけでなく、一般の人も入ってはいけないそう。
この日は、山の神が木の数を数える日なので、山に入ると木として数えられ、里に戻れなくなるそうです。

厳しい自然や山の神に畏怖、畏敬の念を抱きながらマタギとして生きる話し。

『邂逅の森』熊谷達也
の小説を思い出しました。
当時のマタギの生活、熊との戦い、この後はどうなっていくのか考えさせられました。
将来、日本で消えていく職業は数多くありますが、自然への畏怖、畏敬の念を忘れてはいけないと感じます。


マタギは、主に東北地方の山間部でクマなどの大型獣を捕獲する技術と組織をもち、狩猟を生業としてきた人のことです

熊胆(ゆうたん、くまのい)は、万病に効くとして、漢方、生薬として古来より相当価値があり、高価なものでした。

熊は、頭骨、血液、腸内の糞まで薬用として活用されるほどだったので、マタギは山間部に住む人々にとって貴重な収入源だったと思います。

熊を狩る時、できる限り近くまで引き寄せて、一発で仕留めるそうです。

2023年に直木賞受賞した『ともぐい』も、山で狩りをして、熊と対峙する話しのようで、興味津々ですがまだ読めてません。 


山の神の日の話しも、単なる言い伝えかもしれませんが、山や海の怖さを忘れてはいけない日でもあると思います。


旧暦の12月12日は、2024年1月22日、
   1月12日は、2024年2月21日です。

旧暦の2月2日は、二日灸の日。
お灸すると無病息災で暮らせるといわれてます。
3月11日、お灸しましょう。

 


下矢印今日のレオンビーグル犬あたま

今日は、お留守番でした。

 寂しかったかなぁ汗


患者さんが来ると、いつもこんな感じでジャンプして喜んでます笑い泣き

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