アクティブ・ラーニングの前に知識が必要 | 神戸国語教育研究会カプスのブログ

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アクティブ・ラーニングとか探究とか、とりあえず主体的な学びが必要、と叫ばれている。

 

でも、その前に、絶対に知識はいる知識なくして主体的な学びなど成立しない

 

特に、古典。

 

古文は、重要単語、助詞・助動詞、敬語、和歌の修辞法、古典常識。

 

漢文は、基本的な句法。

 

そんなの、電子辞書があればいいじゃないか、と言われるかもしれない。

 

けれど、読みながらいちいち辞書を引いていられない。あなたは、現代文の文章を読むときに、逐一辞書を引きますか? もし、わからない単語を辞書で調べる、なんてことをやり出したら、現代文の比ではないくらい古典は辞書を引かねばならない。そもそも、文法や古典常識・背景知識がなければ、現代語訳を読んでも、頭に入るだけで理解にはならない。

 

文法に偏りすぎる授業はつまらないが、読むための最低限の文法は必要である

 

とにかく、知識を先に徹底してからの主体的な学び。順序を間違えてはならないと思う。

 

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