クラブってなんで辞められないの? | 神戸国語教育研究会カプスのブログ

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小学校と中学校は義務教育。保護者は、子どもに教育を受けさせる義務がある。高校や大学は義務教育ではないけれど、入学した以上、授業を受けるのは当然のこと。

 

学校の活動の中で、クラブ活動というのは強制参加ではない(ただ、全員入部することをほぼ義務化している学校もあるらしいが)。あくまで、生徒自身が「このクラブ活動に参加したい」と思って参加するもの。強制ではない。

 

だから、クラブの部員が「辞めたい」と言い出したら、顧問は止めてはならないと思う。止める権利はない。自由意志で参加したのだから、自由意志で辞められる。それがクラブだ。

 

俗に「クラブを辞めたら、学校の成績が落ちるぞ」と脅しのように言う顧問がいる。「クラブで時間が空く分、勉強ができるから、成績が上がらなきゃ駄目だ」と決めつける顧問もいる。

 

そんなの、関係ない。

 

嫌になったのなら、クラブ活動は辞めたらいいのだ。

 

もちろん、説得するのはアリだと思う。辞めたら遊んでしまう、せっかく能力があるのにもったいない、などその生徒にとって辞めない方がいいと考えるなら、もう一度考え直すように言うのはかまわない。

 

それでも、生徒が「辞める」と言ったら「わかりました」と素直に受け入れるべきだ。教員が叱り飛ばしたり、グチグチ恨み言を言ったりしてはならない。

 

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