仕事に追われる教師 | 神戸国語教育研究会カプスのブログ

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教師の仕事。

 

一番は授業。授業をやろうと思えば、教材研究が必要。それに付随して、プリントを作成することもある。小テストの作成もある。

 

宿題を課せば、その点検がある。

 

小テストをすれば、その採点がある。モノによっては採点を生徒相互にさせることもあるが、それでも得点を記録しておかねばならない。

 

次に大事なのは、担任業務。朝礼・終礼。週1回のホームルームと総合学習。生活ノートの点検。面談。学級懇談。生活指導。長欠者への対応。挙げ出せばキリがない。

 

担任じゃなくても、学年主任は学年全体のプランを立てる業務がある。副担任・学年付は担任の仕事をサポートする。

 

そして、校務分掌の仕事。教務部や進路部、生徒指導部などが主だったところか。どの部署もそれなりに忙しい。

 

問題は、どの業務であっても、締め切りのある仕事である。締めきりに遅れてしまうと、自分だけの問題ではなくなる。だから、最優先となる。授業や授業準備、生徒指導、保護者対応の合間に、締め切りまでに終わらせねばならない。

 

それが、行事の準備や計画の立案など、学校・学年全体の業務に影響する仕事となると、なおさら責任重大だ。「早くやらなきゃ」という焦燥感に襲われる。でも、自分以外の他の教員に関わる仕事なので、いろんな想定をしなければいけないし、他教員への根回し・気配りもいる。だから、なかなか進まない。焦りはますます強まる。

 

この悪循環が続く。焦れば焦るほど、細かなミスや抜けが増え、仕事の効率は悪くなる。そして、ますます締め切りが迫って焦っていく負のループ

 

教員はブラックだと言われるが、この負のループにはまってしまえば、ブラックを変えることは到底不可能だ。

 

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