経験年数に応じた教員の立ち位置 | 神戸国語教育研究会カプスのブログ

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今年度、40歳になる。不惑を迎える。が、実際には「惑いまくり」である。

 

生徒にもいらついてしまうことがあるし、仕事がうまくいかずに腹を立てることもある。とてもじゃないが、孔子のような人物には及ばない。

 

それでも、教員生活は16年目を迎え、9年間担任をし、10年近く教科主任を務め、昨年からは学年主任、今年からは校務分掌の副部長も務め、それなりにキャリアだけは積んでいる。

 

いろんな仕事をさせてもらった。

 

ただ、担任という立場を離れたこと、そして確実に“おっちゃん”になっていることで、生徒との距離感が変わってきていることを自覚せざるを得ない。

 

担任していた20代・30代は、もっと生徒と距離が近かった。というか、生徒が勝手に近づいていた。

 

40歳前になると、生徒から近づいてくることがだんだん減ってくる。まして、学年主任となると、生徒自身もそれなりに一目置くのであろうか、もしくは担任ほど身近な存在ではないということであろうか、とにもかくにも、生徒との距離は遠くなる

 

どこか寂しい。

 

ひょっとすると、まだ学年主任だの校務分掌の副部長だの、そんなことをやるには早すぎるのかもしれない。もうちょっと、担任として経験を積んだ方がいいのでは、とすら思う。もっと担任として熟してから、全体を俯瞰するリーダーの役割を果たしたら、後輩教員に範を示せるし、生徒との距離感に違和感がなくなるだろう。

 

適切な年齢で、適切な立場の仕事を。それも大事だと思う。

 

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