ベネッセ中学総合学力調査 国語(2年)の問題について 大問一 | 神戸国語教育研究会カプスのブログ

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ベネッセに新しいタイプの模試「総合学力調査」というのがある。公式サイトによれば、「教科学力」「学びの基礎力」「社会的実践力」の3つを合わせた“総合学力”を測る模試である。

 

いわゆる、「思考力・判断力・表現力」が求められる問題になっている。そういう点では、「大学入学共通テスト」にもつながっていく。

 

この模試は、小学校版と中学校版がある。

 

勤務する中学校では、昨年から導入。今までの模試とは、かなり異なるのでなかなか手こずる。

 

ここでは、今年度の中2の国語の問題について触れたい。

 

大問一は、なんとリスニング問題だ。たしかに、英語だけでなく、国語も「読む・書く・話す・聞く」の4分野が求められる。そう考えると、リスニングがあってもおかしくない。

 

内容は、討論。話し合いの中で、複数名の話し手の主張を捉える。主張だけでなく、話し合いの司会をしている人物のスタンスまで問う(一人ひとりの意見を平等に聞いている、など)。

 

そして、討論の中でグラフが参照されるので、そのグラフの読み取りと関連づけて、記述で答える問いがある。

 

「聞く力」だけでなく、「グラフを分析する力」「書く力」までも一気に求めている。

 

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