職員室の風景が20年で一変した | 神戸国語教育研究会カプスのブログ

神戸国語教育研究会カプスのブログ

神戸国語教育研究会カプスのブログです。現代文の副読本、アクティブ・ラーニング、課題解決型学習のテキスト『生き方GET』を制作しています。
公式サイトは「カプス」で検索を!

自分は学生時代、よく職員室に出入りしていた生徒だった。

 

休み時間にスポーツ新聞を読んでいる教師。空き時間に将棋で勝負をしている教師たち。雑談に興じる教師たち。Windowsに標準搭載されているソリティアなどのゲームをしている教師。放課後には堂々と缶ビールを手にしている教師もいた。

 

それが良かった、とは言わない。

 

就業時間中にアルコールなどもってのほかだ。就業時間外であれ、校内という生徒の目がある場ではありえないと思う。

 

ただ、それから20年経った今、自分が教員となって職員室の雰囲気を考えると……

 

なんとも息苦しくなったと思う。アルコールが冷蔵庫に入っていないなんて当たり前だが、ゲームをしている教師もいない。雑談も減っている。しーんとした職員室。

 

世間の目が厳しくなった。同時に、回りからの要求が高すぎて心の余裕がなくなっている。20年前との大きな違いはそこにあると思う。

 

長時間労働ばかりが問題点としてあげられているが、仮に労働時間が短縮されたとしても、この重苦しい雰囲気が解消されないと、教員の健康は取り戻せないだろう。

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

神戸国語教育研究会カプスについては → 公式サイトへ

 

課題解決型学習、アクティブ・ラーニング、現代文の副読本として最適の教材『生き方GET』全4巻+ベスト版 → 詳しくはこちら

 

↓クリックしてランキングアップにご協力ください。

にほんブログ村 教育ブログへ
にほんブログ村