教師は「持ち帰り残業」が少なくない。
私の勤務校の場合、「20:00までには退勤すること」と言われている(実際にはもっと遅くなることも少なくないが……)。
それに、通勤が片道1時間以上かかるので、休日出勤するのもなんだかめんどうだ。
となると、持ち帰り残業となる。
おもに教材研究や授業プリントの作成、校務として教員に配布する文書の作成などなど。
が、この「持ち帰り残業」のやる気を一気に失う瞬間がある。
それが、「仕事の材料を職員室に忘れてきてしまった!」という日だ。
教材研究するのに肝心の教材を持って帰らなかった。作りかけのプリント・文書を作成するのにUSBメモリを忘れてきた。
これに気づいた瞬間、がっくりしてしまう。物理的に持ち帰り残業ができないし、精神的に萎えてしまう。
そして、「これ以上仕事をするな、という神様の思し召しだ」というふうに思い、何もやらないまま床につく。
それでいいよ、そんなにまでして仕事しなくても、と言われるかもしれない。
けれど、ここでできなかった仕事は、翌朝に持ち越しとなる。結局、やらないかぎりは終わらないから。
負のループ。いつかは抜け出したいなぁ……。
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