大型連休の狭間、5月2日(火)。民間企業なら、この日もアタック25のパネル方式で、休日になっているところもあるだろうが、学校現場はそうはならない。生徒も教師もいまいちモチベーションの上がらない日。
そんな日の仕事を終えて帰宅。夕刊を見て驚いた。読売新聞。
トップ扱いではないが、一面に堂々と「『ピカチュウ』リスだった 誕生秘話公開へ」とある。
いやいやいやいや……。
これが一面扱いかいな……。
読売新聞だから、というのもある。ポケモンを使って、子ども向けの企画を載せている。
だからといって、これが一面。いくらニュースがなかっとはいえ、これが一面。
安倍総理が苦境に立たされるような問題は、新安倍派新聞としては前面に出したくない、ということもあるのだろうか。
それにしても。
この状況を「日本は平和だ」と思うのか、それとも「日本は平和ボケしている」と皮肉に感じるのか。
もっと一面にもってくるニュースはあるだろうに。あえてこれを選んだ読売新聞の編集意図は何なのか。隠したいこと、触れたくないことがあったのでは、と勘ぐってしまう。
この日の他紙が何を一面に持ってきたか、比較してみたらメディアリテラシー教育として、面白いかもしれないが。
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