今年度も担任をもっていない。一抹の寂しさがある。
が、企画をする立場の分掌なので、ホームルームや総合学習の企画・提案をしている。
先日は、4月初めということで、「学級目標を決める」というホームルームを提案した。この時期、どこの学校でも当たり前にあるホームルーム。
昔なら、学級委員長が前に立ち、「何か意見はありますか?」と聞き、出てきた意見を黒板に書く。出された候補の中から挙手で決定。こんな感じだっただろう。
でも、今はやり方を変えねばならない。従来のやり方では、発言できる生徒の意見だけが採用されてしまう。全員が黒板に向かって座っているようでは、自由闊達な意見など出るはずがない。
そこで、3~4人のグループを作り、ブレーンストーミングを導入することにした。ブレーンストーミングの必須アイテムは、ポストイット。思いついたものをどんどんポストイットに書いていく。どんな小さなことでも、少々的外れのことでもいい。出されたポストイットを見て、そこから連想してまた別の意見が出るからだ。出されたポストイットで類似する内容は、机のおなじところに貼っていく。こうすれば、大まかな方向性で分類ができる。
最終は、ブレーンストーミングで各グループから出された意見を黒板に書き、その中から選ぶか、それらを融合させていくか。
このようなやり方を担任の先生方に提案した。
中には、「絶対これでやらなきゃダメなのかな。クラスの個性がなくなる」と思っている担任もいたらしい。
たしかに、全部横並びで同じことをする必要はない。あくまでも一つの提案である。ただ、何も提案しなければ、旧態依然としたやり方のホームルームが繰り返されてしまう。時代に合わせた方法論というものを、全教員に知っておいてもらいたい。ブレーンストーミングなんて、もはや国語の教科書に載っているポピュラーなやり方である。
私の提案は、少しでも生徒たちが思考すること、サボる生徒を少なくすること。それがいわゆる“アクティブ・ラーニング”の目的だと考えている。
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