画像データで宿題の答えが出回る 親の指導は? | 神戸国語教育研究会カプスのブログ

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宿題の答えを渡す、どうするか。それは昨日のブログのとおり。

 

解答を渡して答えを写すような生徒は、どうせ誰かから見せてもらって答えを写す。

 

そして、ここ数年、新しいパターンが出てきた。

 

それが、画像データでのやり取りだ。

 

たとえ、解答を渡さずに宿題を課しても、宿題を解き終えた生徒の答えを、スマホのカメラで撮影し、LINEなどで送ってもらう。その画像を見て、書き写す。こうすれば、家庭でも自分の脳味噌を使うことなく宿題を終わらせてしまえる

 

よく保護者から、「画像で送ってもらって答えを写している」という指摘をされる。「だから学校で注意してほしい」と。

 

いや、それは違うでしょ家庭教育の問題。スマホの使い方なんて、学校でも注意は促せるが、実際に使う現場にいるのは親だ。スマホを買い与えているのも親だ。通信料を払っているのも親だ。それをどう使うかは親の管轄だ。そして、宿題をちゃんとやっていないのなら、それを指導するのも、家庭学習の問題なのだから親が指導すべきだ

 

画像データは便利な使い方もある。

 

欠席してしまったときに、授業ノートを画像で送ってもらう。そうすれば、家で欠けている部分を自分の授業ノートに書き写すことができる。

 

どう使うか、それは親の指導の問題として、処理してほしいものだ。何でもかんでも学校に求めないでほしい。

 

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