カウンセラーにとって目の前の人は自分なのです。 | ジャージカウンセリング コバのブログ

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私カウンセリングに苦手意識があったの。

 

それは、以前務めてた会社を辞めた後、

GCDFっていうキャリアカウンセラーの資格を取ろうと勉強してたときのこと。

 

 

私ホントに落ちこぼれで、

特にカウンセリングの実技が全然ダメだった。

 

共感ではなく、

寄り添って、ただ受け止めるって

どうやるのか、どういうことなのか

全然わからなかった。

 

 

どうしても目の前のクライアントさんの悩みを

「何とかしてあげたい」

「どうすればいいんだろう」

という思考になってしまって、

 

ロープレで何度もクライアント役を怒らせ、

イラつかせ(クライアント役の方も相談者になりきっていてくれるので)、

ダメ出しをたくさんもらっていた。

 

同期や先輩に練習相手になってもらって

必死で練習したら、試験には受かったけど、

カウンセリングが苦しくて怖くて、

とてもじゃないけど仕事にしようと思えなかった。

 

 

今回も宿題が出て、

正直

「嫌だなあ」

「怖いなあ」

って思って、なかなか着手できずにウジウジしてた。

(そんな気持ちだもん、そりゃ今までお申し込み来ないはずだよね^^;)

 

 

そんな中同期のみんなが

どんどんカウンセリングをしていってて、

その感想や疑問点を共有したり

励まし合ったりしてるのを見て

 

なんか、私もやってみたいかも…

 

という気持が沸いてきた。

 

 

 

それに講師であるコバ

 

「いっぱい恥かいてこーい」

「いっぱいイラッとされてこーい」

 

みたいなことを言っていたらしく(←私これ聞こえてなかったw)

 

まあ、撃沈してもいいか、やってみよ!

という気持になったの。

 

カウンセリング当日も、ドッキドキだったけど

「撃沈してもいい」

とつぶやきながら、

同期に励ましてもらいながら準備してた。

 

けどね、カウンセリングやってみたら

 

 

めちゃめちゃ楽しかった!

 

 

どのクライアントさんもみんな素敵で、

魅力的で、最後笑って終われて

私も一緒に元気になれた。

 

そして

「話しやすい」

「なんか、楽しみになってきました」

って言ってもらえた。

 

 

前の私と何が違うんだろうって考えると

今の私は

「何があっても大丈夫!」

って信じられていること。

 

 

前の私は、

カウンセラーの私自身が

全然大丈夫じゃなかった笑い泣き

 

だからクライアントさんは大丈夫って信じることが出来なかったし、

クライアントさんの悩みを聞いて一緒に落ち込んで苦しかった。

 

 

今は、クライアントさんの事も

何があっても大丈夫って信じられる。

 

だから、助けてあげようとしなくても

何とかしようとしなくてもいいんだし、

どうせ大丈夫だから楽しくカウンセリングが出来る。

 

カウンセリングのは難しい、

私には向いてない

出来ない!

 

から

 

カウンセリング楽しい!

私にも出来るんだ!

 

にひっくり返りました。

 

 

心屋のカウンセリングは

 

ときどき

 

カウンセラーとクライアントの

 

境目がふっと

 

消えるときがある

 

 

自分は目の前の人であり

 

目の前の人もまた自分である

 

 

カウンセラー自身が大丈夫だから

 

目の前の人も大丈夫って信じられる

 

 

カウンセラー自身が通ってきた道だから

 

目の前の人も通っていくんだとわかる

 

 

そこに知識や技術はいらない

 

ましてや経験って話でもない

 

 

ただカウンセラー自身が

 

自分を信じている

 

それが根本なのです。

 

 

カウンセラー自身が

 

自分を信じた分だけ

 

目の前の人も信じてあげられる。

 

だから目の前の人も

 

自分を信じられるようになる。

 

 

シンプルだけど

 

知識や技術や経験を

 

増やせば増やすほど

 

忘れがちになる

 

 

心屋のカウンセリングは

 

常にカウンセリングの王道を

 

歩いているのです。

 

 

ジャージカウンセラーのコバでした。

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