苦労から現状への過程が感謝の気持ちに変わる

 

 

 

皆さんもご存知の「足るを知る」って言葉があります。
 

「足るを知る」は、老子の
「満足することを知っている人は、たとえ貧しかったとしても
精神的には豊かで、幸福であるものだ」という意味の言葉です。

 

お金やもの、承認欲求などの欲に自分の人生を振り回されたり、
人と争ったりしないために、今の状態に満足することが大切であるとして
「足るを知る者は富む」との考えが生まれました。


たしかに通りであり、素晴らしい思想ではあります。

 

しかし、この現代は、格差においての心の葛藤が人間の心を苦しめる環境となっていて、

心の行き場を失ってる人がとても多いです。

 

 

ですので、「足るを知る」この言葉は、ある程度現状に満足している人には言う事が出来ても、

そもそも、「嫌だなと思っていることに満足しろ」「感謝しろ」

と言われても、嫌だし、つらいものは辛い」となりますねショック

 

「すべての物事に感謝しましょう」と言う言葉もありますが、

満足感とか感謝の気持ちって強制されて生まれるものではなくて、湧き上がってくるものですから。

現状の自分に全く満足していないのに
「贅沢言っちゃいけない」「自分は幸せなんだ」

と自分に言い聞かせている人がとても多いような気がします。

なので、自分の内面には、本当はどんな激しい不満や嫌悪感があるのか・・に気づき自覚することが

大切です。

その不満や嫌悪感は、自分の劣等感対して向けられるものかもしれないし、
仕事なのかもしれないし、もしかすると現在のパートナーに対してもかもしれない。
人それぞれ何に対して不満や嫌悪を抱くのかは様々ですが、

 

本当の自分の気持ちに気づかないと
「○○がどうしても嫌」→「だから変えたい」という連鎖が生まれにくくなります。


 

「足を知る」「全ての物事に感謝しましょう」は、ある程度現状を満足している人には、

それ以上に、お金やもの、承認欲求などの欲に自分の人生を振り回されたり、
人と争ったりしないために、今の状態に満足することが大切、と考えるのはとても素晴らしい思想でしょう。
 

しかし、現状が辛くて嫌な人は、その現状を「ある程度満足した状態」に

自分を変えていかなくてはなりません。

自分の力で現状を打破する事で、自分自身を冷静に見つめる事ができるようになり、

その過程において、苦労から現状へ変えてきた「自分自身に対して」そして、
「人々や環境に対して」自然に「満足」「感謝」が沸き起こってくるものだと思います。

 

 

ですので、前の記事でお話ししました

 

「自分を変えたい」と思っているけど・・を合わせてお読みくださいね。


での、「変わりたいのに変われない」5つの理由
を見つめ返してみて、自分がどう変わりたいのかを考え、行動する事で
「腑に落とし場所」=「気付き」を得た時に、その次に

「足を知る」「全ての物事に感謝する」という次のステージに入って成長するものだと思います

 

 

 

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