こんばんは。主宰です。
海洋ビックデータを使った漁業スマート化技術を開発するための共同研究を実施していますが、この時期になるとモジャコ漁の漁期を決定する協議会が開催されます。この漁期決定に科学的な情報を提供するため、様々な取り組みをわたしたちの研究室では行っています。
流れ藻&モジャコ研究プロジェクト【鹿児島大学水産学部 水圏科学分野】
これに必要なデータを集めるため、練習船かごしま丸・南星丸を使って流れ藻観測を行っています。例年、両船で同時観測を行うのですが、非常に強い寒波のため流れ藻がたくさんある東シナ海陸棚域は大時化となっており、流れ藻観測を中止せざるをえませんでした。しかし、薩南海域では流れ藻観測できそうなので、ブルーム観測をかねて現在航海中です。
第1日目ですが、鹿児島湾外は大時化のため、湾口部で流れ藻観測・ブルーム観測を行いました。まだみなさん余裕のようで、たいへん心強いです。
昼飯には、カレーうどん+お稲荷さんが出ました。スパイシーな香りと味がとてもおいしくて、船酔いしててもカレー風味で治る私にとっては、ありがたい一品でした。司厨長ありがとうございます!
晩飯はサバの塩焼きと冷や奴と、純和風なメニューでした。寒かったので、焼酎お湯割りと一緒にやりたかったです。
明日からは、いよいよ湾外で流れ藻観測とブルーム観測です。今晩から北風が弱まり、海況がよくなることを祈っています。もし観測がうまくいけば、硫黄島に寄港する予定です。とてもかわった島だし、25年ぶりくらいなので、たいへん楽しみです。