集中講義 | COPE (KU Plankton Lab)

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絶滅危惧研究室の営みをつづるブログです

こんばんは。主宰です。

9月末には、担当している演習科目(水産統計学演習)の集中講義があります。5限×3日間の合計15回になります。

面白いことに、この3日間という時間は受講生によってちがうみたいで、3日間ずっと「幽閉される」と思う人もいれば、たった3日間で「単位がとれる」と考える人もいます。捉え方・考え方というのはそれぞれでいいのですが、決してハードルの高い授業ではないので、どうせならこの時間を有意義に使うようにしたほうがよいのでは?とおもいました。

その1つが、これ。

ちょうど宇宙センターからロケット発射になるのがこの授業中となり、せっかくなので発射予定時刻に休み時間をあわせ、ロケット発射をみることにしました。私はこのことを知らなかったので、タイミングがよかったです。漁協訪問の時に宇宙センターにたちよっているので、あそこから発射されることを想像しながら、今回は端末室のオンライン配信でみることにしました。ご当地では、馬毛島基地工事と相まって、宿泊・レンタカー予約がしにくいので、こうやってオンライン配信でみれるのはありがたいことですね。昔、鹿児島県庁のてっぺんから、夜空に閃光を放ちながら飛んでいくロケットも壮観でした。これって、鹿児島にいるからこその体験ですよね。

授業では、ほとんどの受講生がまじめに受けてくれました。これは良い例だなとおもって、画像撮影させてもらいました。どこに何が示されているかがすぐさまに検索できるように目印がついており、巻末には要点メモがまとめてあります。国際学会に出席した時に、ハワイ大学を訪問したことがあります。海外の大学では先輩たちの使った教科書がリサイクルされて販売されています。かなりポピュラーなのですが、それは値段ではなくて(決して安くはない)、先輩たちがまとめた印がついているからです。膨大な情報から大切なところに印がついているので、予習するときにとても便利なのです。私は、国際学会に参加したときにはなるべく大学を訪問して、ブックストアを覗きます。授業でも、海外で仕入れた中古本の中からネタを出しています。ま、これも考え方・捉え方次第ってやつですね。新しいテキストよりも、安くて便利。