海洋観測乗船実習1~その2 | COPE (KU Plankton Lab)

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絶滅危惧研究室の営みをつづるブログです

こんばんは。主宰です。

 

かごしま丸の乗組員は、規則で定められた人数ギリギリで運航しているので、ワッチ体制での夜間作業ができません。そのため、夜間は我々研究者もお休みの時間を取ります。この時間はかなり有意義で、研究者としては最新の研究報告・技術の情報交換をしたり、教員としては学生との情報交換をしたりします。こういう基盤を作っておくと、いざ何かをするとなった時に非常に効率的に仕事が進みます。

乗船者はコーヒー好きな人が多く、堤さんがコーヒー豆を挽いていれてくれるので、食事の後はなんとなく人が集まってきてコーヒータイムになります。みなさんで美味しそうな豆を持ちよって、味とか香りとかをみんなで楽しみながらおしゃべりします。船内生活は単調でつまらないとおもうかもしれませんが、人を介せずに機械から溢れる情報におぼれそうになるこの時代、人とおしゃべりをする時間は逆に貴重だとおもいます。

コーヒーも楽しいですが、乗船中の楽しみといえばやっぱり食事。たぶん食材費が高騰しているからだとおもいますが、ランチのデザート類が減ったのは少々残念ではあるものの、今回の乗船でも美味しいものをたくさんいただくことができました。

私のイチ押しはこれかな。街中にあるラーメン屋よりも美味かったです。

この乗船中、聞きなれない語句をいくつか知りました。ひとつは、「○○たん」。いちいち聞きなれない語句をたずねるのはダサいのですが、あたかも知ってますみたいに聞き流すのはもっとダサいので敢えてたずねてみました。「○○さんを推す活動を担当している」ということだそうです。

この場合は、「堤たん」。堤さんの推しを担当している、イワタさんです。たぶん、堤たん第1号ですね。

もうひとつは、「じゃがありご」。乗船した学生から、「じゃがありごをしましょう」と誘われたので、海でできるポケモンゴーみたいなゲームかとおもっていました。

正解はこれ。じゃがりこというお菓子に溶けるチーズを入れ、お湯で溶いて混ぜるジャンクフードのようです。製作過程をみていましたが、お湯の中で全く混ざり合っていないじゃがりことチーズはいかにも不味そう。でも、時間をかけてふやかし、きちんと混ぜるとポテトサラダみたいになります。食べてみるとなかなかの美味しかったです。酒のつまみにポテトサラダをよく食べるので、ソロキャンに行った時に使えそうとおもいました。

終盤で荒天・悪海況が続きましたが、効率よく作業を終え、計画していた海洋観測を全て完遂できました。下船後に、あやねちゃんのバイト先で懇親会を企画し、盛り上がりました。

何といっても、魚が美味いからね。乗船を頻繁にする人は、魚好きが多いです。最近、ここが多くなっており、乗船後の懇親会は定番となりつつあります。

堤たんの席は、しっかりと推しの前に確保しているところにご注目ください。