こんにちは。主宰です。
ここ数年、漁協・漁連を訪問して会議することが多くなっています。これまで取り組んできた基礎研究とはまた別に、地域貢献のための応用研究もやっているからです。鹿児島湾口部に回遊性魚類の産卵・索餌海域となっていることが、これまでの基礎研究で分かってきました。この情報を漁業者に提供する応用研究の一環として、鹿児島湾口部に観測機器を係留することを計画しています。しかし、沿岸域では様々な漁業が行われるため、関係する組織を訪問してこの観測計画を協議する必要があります。そのため、今回は魚市場にある漁連に訪問しました。
今年に入って改築工事がほぼ終了し、上の画像のようなビルに整備されました。南星丸が代船する前には、この魚市場の前の港に係留していました。
1階は上のような画像の卸売市場、2~3階は関係者の事務所になっています。漁船が横付けできるようになっており、そこから漁獲物の水揚げがなされます。
事務所にお邪魔するにはこのガラス張りの玄関を入ります。かなり綺麗な建物で、以前の面影は全くありません。この建物の海側から、サマーナイトの花火があがります。
となりのビルには、船舶に必要な消耗品を販売している店舗、関係者のための食堂が並びます。11時からは一般のかたも入場できるため、新鮮な魚介類を使ったランチを提供している食堂は、いつも行列ができています。私は11時に事務所に行きましたが、既に行列でした。