ハダカイワシ航海@南星丸 | COPE (KU Plankton Lab)

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絶滅危惧研究室の営みをつづるブログです

おはようございます。主宰です。

 

先日は、鹿児島湾内のハダカイワシ科魚類に関する調査のため、南星丸で航海をしてきました。前回の航海も含めて、ハダカイワシ科魚類がどのような摂餌リズムをもっているのか調べるため、2時間おきに標本を確保するというものです。これまで午後からミッドナイトまでの時間帯で標本が確保できているため、今回はミッドナイトから朝までの標本を確保することがミッションでした。

海洋生物は日没後に活発になるため、船舶調査による生物標本採取は夜間に行うことが多いです。鹿児島湾内のハダカイワシ科魚類も、日没頃から表層に浮上し始めることが音響装置から確認できており、我々はこれらの魚類が夜にどれくらい何を食べているのかを調べようとしています。夜中の作業でみなさんたいへんだったことおもいますが、学生さん・船舶職員の多大な協力があってよい標本が確保できました。ありがたとうございました。

学生さんたちはとっても元気なので、休憩なく釣りをしてたみたいです。今回もハガツオが爆釣で、たくさん釣れました。あまりに釣れるので、ほどほどにしてねとお願いしてやめてもらったくらいです。上手にさばいてもらって、朝飯で美味しくいただきました。旬の美味をありがとうございました。