PICES 2018 Annual Meeting in Yokohama | COPE (KU Plankton Lab)

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絶滅危惧研究室の営みをつづるブログです

こんにちは、主宰です。
今週、横浜にてPICES 2018 Annual Meetingが開催され、出席してきました。総勢8名で参加し、口頭発表3件、ポスター発表8件を行いました。口頭発表・ポスター発表とも並んで発表することができたこともありますが、黒潮生態系について鹿児島大学水産学部が主導的にやっている姿を、国内外に印象付けられたと思っています。私の口頭発表では質問にうまく回答できなかったものがあってちょっとまずかったのですが、久米さんや学生たちの発表内容には概ね満足してもらっていたようなので安心しました。学生たちも、研究成果にどのような意義があるのか再確認できたとか、これまでやってきた研究内容を議論できてよかったとか、サイエンスに対する充実感が得られたみたいだったので、教員としても連れて行った甲斐があります。来年はカナダのビクトリアで開催されますが、たけちゃん・ふくちゃんは既に参加することになっており、意気揚々です。
鹿児島に来たばかりの時には研究機材も観測機器も全くない状態で、成果がなかなか出ないまま随分時間が過ぎてしまいましたが、ようやく黒潮生態系に関する成果がまとまって出てきたし、それを第3者から認知されるようになってきたので、今までの苦労が報われた気がします。
学会でたくさん画像を撮影してきたので、置いていきます。

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発表前日にと緊張をほぐすための飲み会。笑顔がいまいち。
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ポスター発表直前。緊張感が伝わります。
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よっし~のポスター発表。注目されているネタなので、かなりいろんな人が来てくれました。
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ぷ~さんのポスター発表。余裕な表情していますが、この後に地獄がやってきます。
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けいちゃんのポスター発表。流れと魚の関係はパイセス向きなネタなので、こちらもたくさんの人が来ました。
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たけちゃんのポスター発表。苦労の末の実験結果は見た目に分からないのですが、来られたかたはそれをちゃんと分かってくれます。
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ふくちゃんのポスター発表。意外に見に来る人が多くなくて残念。研究結果は、黒潮生態系を考える上でとても意義があるんですけどね。
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タイガのポスター発表。国際学会は2回目なのでちょろいかな。ちょっと離れたセッションでのポスターだったのと、周りが物理系だったので孤軍奮闘だったかな。お疲れさん。
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実際にポスター発表の風景はこんな感じ。日本人が多いように見えますが、アジアからの参加者なので英語でやらないといけません。
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終わった後の打ち上げ飲み会。やっぱり、発表前の飲み会とは笑顔が格別です。