PICES WG37 Practical Workshop Phase 1 | COPE (KU Plankton Lab)

COPE (KU Plankton Lab)

絶滅危惧研究室の営みをつづるブログです

こんにちは。主宰です。
10月22日~24日の3日間、神奈川県真鶴にある横浜国立大学臨海環境センターにて、動物プランクトン生産力測定手法を実践的に習得する国際ワークショップが開催されました。環北太平洋の5か国から、19名の参加者・講師・サポートスタッフが集まりました。自己紹介を兼ねたアイスブレーク晩餐だったので、みなさんあっという間に打ち解けたみたいです。翌日はうねりのある中で実習に必要な動物プランクトンの船上採集でしたが、参加者は誰も酔わなかったみたいです。午後にはそれらを実体顕微鏡下で分別しながら飼育実験が開始。翌日は産卵した卵や孵化した幼生を計数したり、データを入力して動物プランクトン生産力の計算方法を習得しました。濃密なスケジュールで疲れただろうと思ったのですが、みんなで温泉に出かけたり、最終日の晩は深夜まで談笑したりなどで、かなり楽しんだみたいです。
来年はカナダのビクトリアで第2弾の国際ワークショップ開催予定です。もし、興味があればみなさんもどうぞご参加下さい。
ワークショップ中に撮影した画像をおいていきます。
イメージ 1
アイスブレーク晩餐のグループショット。うちのタケちゃん・フクちゃんはサポートスタッフとして活躍してくれました。
イメージ 2
予算節約するために、ドリンク類をもってきてくださいとお願いしたら、ご丁寧にみなさん持ってきてくれてありがたかったです。おかげで、食事代は3日間で1500円と格安で抑えられました。
イメージ 3
採取したカイアシ類メス成体を識別しながら分別しているところです。初心者も多かったのですが、上手に分別してました。
イメージ 4
日大の荒先生が、固定標本の分割方法を紹介しているところです。私が学生の頃にはどこの大学の研究室でもこんなことをやっていました。
イメージ 5
エクスカーションで行った、隣町の温泉。海外からの参加者にとっては、格別の体験だったと思います。指南してくれる人がいなければ、海外の人は温泉なんて入らないよね。
イメージ 6
サポートスタッフが2時間もかけて作ってくれたお好み焼きで最後の晩餐。限られた材料で上手に作ってくれて、とてもおいしかったよ。ありがとう。
イメージ 7
ワークショップが終わって帰る途中に、近くの箱根に行ったみたいです(タケちゃん画像ありがとう)。何だか楽しいそうだねぇ。