会社員の頃
健康診断のたびに
保健婦さんと「語り合う」
御仁がおられました。
現役を一旦卒業された方です。
「毎日早朝に歩いているので
病気とは無縁で・・・」
問診の時間に
これをやられたら
たまりません。
順番を待つ
長蛇の列ができました。
眼科で定期的に
診察を受けておられると
思われるご婦人。
「視力０．４です」
「え！０．４？
前回は０．６だったわよね。
何が原因かしら？」
問われても
看護師は答えられません。
診察の時間に
医師に確認すべきでしょう。
でも
「最近パソコンに向かう時間が
増えたからかしら・・」
ご婦人の質問
というか
会話が止まりません。
健康診断の保健婦も
眼科の看護師も
相手からの問いかけを
拒否するわけにはいきません。
問う側も
それは
わかっています。
ふと思いました
「普段
話し相手がいないのかな」
多分
家族に同じ話をしても
鬱陶しがられるだけなのかも。
だから
問いかけに対して
応じる「義務」のある相手に
話しかけるのか・・・。
要するに
話を聞いて欲しい。
そういうことかも
しれません。
薬局でも
症状について
薬剤師にあれこれ相談する
患者さんがいました。
多分
医師は忙しいので
会話を拒否する
態度だったのでしょう。
あるいは
話しかける間を与えない
といったほうが適切か。
そうなんです。
みんな
自分に関心を持って欲しいのです。
それが人間。
