友人の子の付き添いで女子美大のオープンキャンパスに行ってきた。
 教室・校舎間の移動・食堂・在校生の作品…初々しい作品…1年生のうちから否1年生だからなのか含みを持たせた作品…等々が輝いている。
 これから始まる全ての予感に羨望する。
 僕の東京での学生時代は、すぐに現場に出た為僅か1年だったが、あらゆる煌めきが詰め込まれていた。
 改めて、初心に返って頑張りま…いやいや、負っけねえぞお。

 それはさておき、

 普段の札幌巡回では決まったところですら回り切れないという宿命を抱えて日々闘い続けているのだが、「今回は何処も行けない」と開き直ると、今大事なものが見えてくる。

 やなぎだまきさんは、環境保全に力を注ぎ、子供たちへの支援活動、交流の場作り、多方面で活躍するかたで、その信念を包み込む柔らかい物腰は周りの者を魅了する。

 (醸造学科ではないけれど)東京農業大学卒業という点でも、東京の人や日本酒好きにも興味深いのではないだろうか。

 その彼女が地元豊平で「カドのトコ」というお店を開いている。
 元のカレー屋そのままの空間に少し手を加え、リゾートテイストを含ませたくつろげるスタイル。



 呑みに来るもよし、ご飯を食べに来るもよし。
 魅力的なお料理は日々変わり、少しずつプレートで出して貰えたり、カレーライスや牛丼などになる締めのご飯は自分で適量を盛るシステムだったり、アットホームである。



 途中で小盛りでいただき、おつまみにする。


 この日のカウンターにも、そんなお酒やお料理やまきさんに魅かれた面々が揃い出す。

 日本酒はオンメニューしていないが必ずある。
 まきさん自身は日本酒ラヴァーで、しかも1升瓶で買うのが信条。
 おいらが開栓に躊躇していると、まきさんの「どうせ私も呑むんだから」からのカウンターからも注文が続く。


 選んだお酒は「賀儀屋」

 デパートを通る時に、折角だからプロモーションを覗いていくというところも、やはり繋がりを大事にしている。


 まきさんは「理系が出てしまう」と言って徳利替わりのビーカーの目盛りにキッチリ合わせてお酒を注ぐ。
 その目盛りが200ml。おいおい。



 堪能。

 すぐまた行きたい。


 お隣させていただいた、ららさんのオイスターバーにも伺いたい。



【酒本久也氏×尾瀬あきら先生

夏子の酒蔵出しトークと秘蔵酒を嗜む】

 


その2:販売協力店


私の告知が下手なもので、まだ知らないかたが沢山いらっしゃるのがもどかしい。皆さま、ご案内・拡散等のご協力をお願いいたします。


 そんな中、販売協力店が続々と増えております。

 嬉しいです。とても助かります。


 LINEに連絡・振込が面倒というかたも、こちら↓のお店で申込み・支払い預けが出来ます。

 前提として、そのお店への来店経験・店主との信頼関係があるかたに限りますので、ご注意ください。


《西大井》

・とりいち (店主参加)


《大井町》

・ビー玉 (店主参加)

・ぴ (店主参加)

・萬亮

・Hanaワイン

・彩彩


《青物横丁》

・東京おそどん (スタッフ参加)


《旗の台》

・ぶち

・さかえや夜


《荏原町》

・豆たく


《大森》

・T's Bar (店主参加)

・ottimo

・吟吟


《武蔵中原》

・とんかつ武蔵 (店主参加)


《小岩》

・ナダヤ酒店  ※酒販店


 どこも大好きなお店です。

 ご存知なかったかたも、是非ご来店を。


 協力店は随時更新していきます。

 

※「夏子の酒」は現在、漫画サイト「マガポケ」で無料公開中です。


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振込が面倒等あるかも知れませんが、まずは参加のご意思をご連絡くださいませ。

【酒本久也氏×尾瀬あきら先生

夏子の酒蔵出しトークと秘蔵酒を嗜む】

 

その2:酒本久也氏とは

 


ずっと今回の企画を考えていたのは夏子の酒と共に、酒本久也氏という人物をもっと内地のかたにも知って貰いたいとの思いからでした。

 

室蘭で100年以上続く酒販店「酒本商店」の三代目である氏は、日本酒造の歴史に偉大な功績を遺す上原浩先生の意志を受け継ぎ、現在は酒本氏自身が多大な影響力を及ぼしています。

 自身が思う本物の日本酒に対する信念に誠実であり(ひとには優しい)、上原先生の言葉「酒は純米、燗ならなおよし」の精神を具現化しています。

 このお二方は共に「夏子の酒」にモデルとして登場しています。

 

 さて、こう書くとお堅い人物を想像するでしょうか。

 例えば、僕も参加させていただいた道産酒の鑑評をするイベントで、酒本氏が皆の前で論評した内容が歯に衣着せぬものでありながら、とても気持ちよく聞こえるのは人柄なのだと痛感しました。

 終了後、「1杯呑みに行くか」と気軽にお誘いいただく場面でも、常に会話の中にお酒に対する遊び心を忘れていないお茶目(失礼します)な人物です。

 

 主催のイベント「さけもと地酒祭」も先日の札幌で86回を数え、300人程が参加しています。

 その酒本氏が、今回満を持して東京の舞台に立ちます。

いつも裏方だった氏に、今回は存分に表に出ていただきたいと思います。

 

純米酒黎明期からのお話が聞けるのか。

お燗酒についてはどんなお話か。

夏子の酒・尾瀬あきら先生との出会いとか。

ときどき、驚く話が飛び出すのではないかと期待しています。

着席でお酒と酒肴でゆっくりお楽しみください。

 

その後の燗酒タイム(もちろん温めない状態でも提供します)では、酒本氏から直々に。

酒本商店厳選のお酒やオリジナルのお酒の数々をご用意します。

 

※銘柄は会期が近付きましたら発表します。

 

この時間は、気さくな尾瀬先生にも気軽に話しかけてください。

 

※「夏子の酒」は現在、漫画サイト「マガポケ」で無料公開中です。


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 私の告知が下手なもので、まだ知らないかたが沢山いらっしゃるのがもどかしい。皆さま、ご案内・拡散等のご協力をお願いいたします。


振込が面倒等あるかも知れませんが、まずは参加のご意思をご連絡くださいませ。