クラリチンのジェネリック ②
最近CMで「ジェネリック!」と言えば何でも出してもらえるような雰囲気を出しているものがありますが、
実際にそのメーカーさんに「何を根拠にこのジェネリックを推奨するの?」という話になったことがありました。
簡単にいえば、国が認めた基準に沿っているので、というお返事でした。
そう言ってしまえばそれまでなんですが、自社で何らかの努力はしていないのか、ということを聞きたかったのですが、
残念ながら満足できるお話は聞けなかったのです。
それが現状でもあります。試験するにもお金がかかりますから。
医師にも患者にも、自信を持って勧める根拠が欲しいのですよね・・・
でも何でもかんでも反対するわけでもないんです。
例えば長く続けて効果を期待するものとか、作用がやさしいものとかは
変えてもいいんじゃないかと思います。
例としては、コレステロールを下げるお薬とか。
でも、ここで効いてもらわないと困るお薬等は
ちょっと慎重にした方がいいと思います。
例としては、急性期に使う抗生剤とか、精神神経系に働く薬とか。
どんなもんでしょうか。
じゃあ、クラリチンはどうなのか、ということなんですが、
ちょっと微妙ですね・・・
でも海外のデータがとても多そうなので、
何とかなりそうな気がします。
クラリチンのジェネリック
アメリカでは既に製造特許が切れているようで、幾つかジェネリック医薬品があるようです。
(クラリチンてのはアレルギーの薬です・・・・)
日本では1錠126円(クラリチン錠10mg)
アメリカの某サイトでは300錠で2500円位・・・1錠9円しない。(ジェネリックに相当するもの)
ただし、品質については私もわからない。よってお勧めはしません。
安ければ何でもいいという方にはお勧めです。
厚生労働省がジェネリック医薬品を作るときはこの基準をクリアしてね、という基準がありますが、
私的にはその基準が非常に不満です。
そんな基準で本当に同じ効き目の薬って言えるの?か疑問です。
詳しい話は省略しますが・・・
よって、国の基準を満たしているから同じですよ、という言葉が一番嫌いなのです。
(づづく)
胃カメラを飲む
最近色々と胃が痛いので、口コミで有名な消化器科に行ってきました。
予想通り、人が多い・・・でもきちんと診てもらわないと。
胃カメラを希望していたのですが、結構予約が多いと聞いていたので、まぁ無理なら・・・と思っていたのですが、
運よく今日中に検査を受けることができました。
最近の胃カメラは鼻から入れたりとか、すごく細かったりとか、色々とあるようですが、普通の胃カメラでした。
内視鏡っていうんでしたっけ・・・
結構涙目になりましたが、流石は多くこなしてらっしゃる先生でしたので、ゲロゲロすることもなく、無事に終了。
まあ、飲むのが好きな人はいないでしょうが・・・
後でしっかり説明をうけましたが、胃のほうはそんなに悪くありませんでした。
ただ日常生活での注意点を何点か指摘されました。
・炭酸飲料は控えるように
コーラも駄目です・・・
・食べてすぐ横にならないように
仕事が遅いのでなかなか厳しいんですけど・・・
・食事をしたらちょっと運動するといいです
いや、寝る時間なんです・・・
・ストレスの発散をするように
今日は発散させるまえに病院にきました・・・
なんとなくわかっていたことですが、やはり日常の不摂生というか、
これはよくないんだろうなぁというのがやはり悪かったという結果でした。
とりあえず、前から気にはなっていたのでスッキリしました。
こうやって、自分で体験することも、患者さんに色々指導するときに役立ったりするんですよね・・・
次は大腸かな・・・

