クラリチンのジェネリック ② | 健康マニア薬剤師

クラリチンのジェネリック ②

最近CMで「ジェネリック!」と言えば何でも出してもらえるような雰囲気を出しているものがありますが、
実際にそのメーカーさんに「何を根拠にこのジェネリックを推奨するの?」という話になったことがありました。


簡単にいえば、国が認めた基準に沿っているので、というお返事でした。
そう言ってしまえばそれまでなんですが、自社で何らかの努力はしていないのか、ということを聞きたかったのですが、
残念ながら満足できるお話は聞けなかったのです。
それが現状でもあります。試験するにもお金がかかりますから。
医師にも患者にも、自信を持って勧める根拠が欲しいのですよね・・・


でも何でもかんでも反対するわけでもないんです。


例えば長く続けて効果を期待するものとか、作用がやさしいものとかは
変えてもいいんじゃないかと思います。
例としては、コレステロールを下げるお薬とか。


でも、ここで効いてもらわないと困るお薬等は
ちょっと慎重にした方がいいと思います。
例としては、急性期に使う抗生剤とか、精神神経系に働く薬とか。


どんなもんでしょうか。


じゃあ、クラリチンはどうなのか、ということなんですが、
ちょっと微妙ですね・・・
でも海外のデータがとても多そうなので、
何とかなりそうな気がします。