冷たい指先に息を吹きかけ 涙がこぼれた
もう だめなのかな……
手を伸ばしても 風が吹き上げても
空の高さを知るだけ
せつなくて
心の時計 なんだか速度が落ちていく
もし 止めてしまったら もう二度と動かなくなる
勇気もなくて何もできない 悔しいけど
もう 限界なのかな……
訪れてもいない明日に果てしない思いを抱き
暗闇に落ちていく
苦しいよ
心の時計 それでも一分一秒一日中
あなたへの愛しさを刻んでいる
止めないで 止まらないで
ゆっくりでもいいから 刻み続けて
私のために