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こばごうのコレ切ってアレ食って

小林剛による天鳳名人戦自戦記など

ついに始まった将王決定戦。対局者は
       将王     決定戦
清水 英二 12期(現)  2回目
小林 剛  3・7・9期 11回目
武則 輝海 8期     4回目
忍田 幸夫 10・11期   7回目

初の将王経験者4人、しかも最近の将王が全員揃うという
最高のメンツといえるだろう。

このメンツの中で、私の打ち方で目立つのはやはり
アガリ率・フーロ率・リーチ率の高さだろう。
忍田もかなり似たタイプなので、とにかく過去にはない
「発声の多さ」がこの決定戦の特徴になりそうだ。

さて、最初の発声はやはり東1局の私からの「リーチ」。
二萬三萬四萬三筒四筒五筒六筒六筒七筒八筒四索五索六索 ドラ一筒
次局も私のリーチ。
一萬二萬三萬一筒二筒七筒七筒一索二索三索七索八索九索 ドラ八萬
どちらもそれほどアガれるとは思ってないが、
アガリ点の増加とアガリ率の減少とリーチ棒の重みを
考えての判断で、どちらも流局となった。

次局はついに初アガリ。もちろん私(笑)
二筒三筒四筒五筒六筒七筒八筒九筒二索三索四索西西 ツモ七筒 ドラ五筒
ダマテンで安めのツモアガリ。
2900・2900・11600の3メンチャン。これもリーチでもよさそうだが
しなかったのは黙っていれば高めの一筒の出が期待できるのと
供託リーチ棒が2本あったためである。
つまりこの手は4900~13600の手。しかも13600の可能性が
一番高そうなのだから、ダマでもかなりのものである。
結果的には安めをツモったのだが、5900の収入。これでも十分か。

テンパイ料のないミューリーグのルールにおいて、
この供託リーチ棒というのはかなり大きい。
特に、私のようにアガリ点よりもアガリ率で勝負するタイプの
打ち手にはこれを何本取れるかが成績に直結するのだ。

今回の成績は1241。
得たリーチ棒は1回戦から順に2004。
(ただし自分がリーチをかけてその局にアガった場合は含まない)
そして他家に取られたリーチ棒はゼロ。
そのおかげか、トータルでは首位になった。

第13期 将王決定戦1節終了時
小林 剛  +35.9
忍田 幸夫 +10.5
清水 英二 +1.2
武則 輝海 △48.6

残りは11戦。優勝確率は40%くらいか。
次は11月22・23の連日開催。
11/22 2節
http://live.nicovideo.jp/watch/lv241696515
11/23 3節
http://live.nicovideo.jp/watch/lv241696610
全節ニコ生で放送しますよ!!
ミューリーグ6節を終えて+164.9。

最終節は安全に進めるだけの戦いとなり、いつもより
リスクを負わない手作り・ゲーム回しを徹底した結果、
今節もプラスを重ねることができ首位通過となった。

やはり強引に条件を作りに行く戦いよりも、
条件もなく自由に打てるほうが勝ててしまうものである。

ただ、1位に大きな意味がある将王決定戦では
こういうわけにはいかない。
本来の貪欲な姿に戻さなければ勝ち目はないだろう。

第13期ミューリーグ最終成績
小林 剛  +224.9
武則 輝海 +128.1
忍田 幸夫  +77.4
明村 諭   +20.1
三原 孝博  △ 9.7
山本 裕司 △110.1
三上 龍玲 △156.5
松井 一義 △217.2

今期は全節プラスを達成。
細かい成績は以下の通り。
トータル  +224.9
  1位   9回
  2位  13.5回
  3位   3.5回
  4位   2回  (同点は0.5回とカウント)
平均ポイント +8.0
平均順位   1.95
素点合計  +100.9
順位点合計 +124.0
たった28戦の成績とはいえ
二度とないような奇跡の成績だろう。

将王決定戦は10月26日(月)から。
メンツは清水英二、小林剛 武則輝海 忍田幸夫。
史上初の将王経験者4人による戦い。
もちろんニコ生で全節放送!

連続出場は去年で途絶えてしまったけど
11年目の将王決定戦。勝ちますよ。
今日はモンド杯の予選に行ってきました。

メンツは
鈴木達也 (日本プロ麻雀協会)
石橋伸洋 (最高位戦)
櫻井秀樹 (日本プロ麻雀連盟)
小林 剛 (麻将連合)
モンドルールでの半荘2回でトップだけが通過。
その結果は・・・

優勝しました(゜∀゜)!!

なんとなく覚えてるアガリ形
タンヤオ カン四筒待ち。
ダブリーピンフ表裏 一筒四筒待ち。
リーチツモタンヤオイーペーコー カン七索待ち。
リーチツモタンヤオイーペーコー 3枚見えカン三筒待ち。
ロクなのがない(゜Д゜)。。。

ただ、オーラスのアガリだけは印象に残っている。
トップめの鈴木達也とは6600点差だが、2本場で供託リーチ棒が
3本出ているので実質3600点差。
逆転の条件は700・1300のツモアガリか3900の出アガリ。
ドラは八萬。さて何を切ったか。
五萬九萬九萬一筒三筒四筒五筒七筒七筒九筒五索七索八索九索
裏ドラや2000の直撃なども考えると何がいいのかさっぱりわからないが
2枚使った最終形が思いつかなかったので七筒切り。

五萬五萬九萬九萬一筒三筒四筒五筒七筒九筒五索七索八索九索
同じく2枚使った最終形があまりなさそうなので九萬切り。

五萬五萬九萬一筒三筒四筒五筒七筒九筒五索六索七索八索九索
ドラを使った愚形にこだわらず内に寄せる九萬切り。

五萬五萬一筒三筒四筒五筒七筒九筒五索五索六索七索八索九索
タンヤオ方向を考えながらも結局五索切り。

ここでトータル3位のラス親石橋からリーチが入り、
逆転条件は2600の出アガリか400・700のツモアガリに。
そしてテンパイ。

五萬五萬一筒三筒四筒五筒七筒九筒五索六索七索七索八索九索

このままならリーチのみなので、ツモか直撃か裏ドラ条件。
待ちの八筒は2枚切れ。
親リーチに放銃すればほぼ終わりという状況で追いかけるべきか。

この日一番の長考をしただろうか。結局リーチを決断。
達也からなら逆転だが、誰から出ても裏ドラ期待でアガるつもりだ。

だが、残り3巡ほどになったところでちょっと考えた。
このまま流局すればテンパイ料でさらに差が縮まり、
次局はアガリ勝負になる。
目なしの桜井がアガリに来ないことを考えると、
3割ほどの裏ドラに期待するよりそちらのほうが勝つ確率が
高そうなので、もう出アガリをしないことに決めた。
親に対してツモ切るのは怖いが、残り3回程度ならば
当たり牌をつかまないことのほうがはるかに多いだろう。
すると次のツモは八筒

アガリを諦めて次局に期待しようと思った瞬間のツモアガリ。
この手順であっていたのかもわからないが、とにかく逆転である。

別卓からは水巻渉(最高位戦)が勝ち上がり。
カンチャンをツモりまくっただけの誰かさんとは違い
しっかり戦っての完璧な勝利だった。
この水巻は、私・鈴木たろう・村上淳らとともに
反オカルトを掲げて長年トップで戦ってきた友人の一人。
この水巻とともに勝ち上がれたというのは感慨深い。

さて、モンド杯の収録はまもなく始まり、放送は11月から。
みなさん見てくださいね!
3回戦 南3局 ドラ西
東家 武則輝海 43100
南家 小林 剛 34700
西家 山本裕司  8800
北家 明村 諭 33400

下と1300差の2着目でこのテンパイ。
一萬二萬三萬九萬九萬四筒五筒五筒六筒七筒七索七索七索
リーチをかけての出アガリが期待できるわけでもなく
特に山に多そうなわけでもない三筒六筒待ち。
一般的なルールならそれでもリーチでよさそうだが
ここはダマテンに構えた。
もしリーチ棒を取られてしまうと次局のラス親をむかえて下位との
点差は300点。親かぶりでの3着転落の可能性がかなり上がるのだ。
リーチによるアガリ率増加とアガリ点増加のメリットを
デメリットが上回るという判断である。

すると3着めの明村からリーチがかかった。
捨て牌は以下の通り。
九索北東南東七萬
白發一索八索西六筒
横一萬
ドラ西を切っているだけでほとんど情報がないが
2着浮上の手であるのはほぼ間違いないところ。

それに対してこちらはどうするべきだろうか。
ツモられないことと手詰まりしないことを願っての
ベタオリでもいいのだが、
ここはツモ切りで追いかけリーチといってみた。

その理由は「私の手がどう読まれるか」である。
待ちの六筒は数少ない明村の現物、三筒はスジである。
もし私の手が役ありならば、この待ちでわざわざ目立つ
ツモ切りリーチをかけるとは考えにくい。
リーチをかけて高くしたいなら即リーチをしているはずで
現物になってからツモ切りリーチはありえないのだ。

では役なしならどうか。
もしドラ2枚以上の手であれば、トップ取りのチャンス手なので
前述のデメリットを考慮しても即リーチと来るはずである。

となるとリーチときた手牌は
○役ありで、明村のリーチによって出にくくなった勝負手
○役なし安手で、自力で明村のアガリを阻止しにきた
のどちらかである可能性が高い。
もし明村の現物で待っているなら後者だろうから
東家と西家の2人はかなり切りやすいのだ。

異論もあるだろうが、現物が少ない手だというのもあり
勝負に出てみたのだ。

すると西家の山本からも追っかけリーチ!
さすがにやばいと思ったが、無事ツモアガり、
リーチ棒2本付きで大きなリードを作ることができた。

さて今節を終えてのポイントは
第13期ミューリーグ 5節終了時
武則 輝海 +176.3
小林  剛 +155.0
忍田 幸夫 +70.5
明村  諭 +23.9
三原 孝博 △23.5
三上 龍玲 △112.7
松井 一義 △119.8
山本 裕司 △192.7

今節の山本は放送卓でノーホーラの4ラス(゜ー゜)
他人の4ラスはなごみますねえ(´▽`)

残りは2節8半荘。
将王決定戦進出の3位以内はかなり現実的になってきた。
次節はなんと片山まさゆき先生が解説!

みなさん見てくださいね~
本日より4日連続でニコ生に登場します!
4番組でルールも立場もまったく違うけど
すべてが大事な対局です。

7/24(金)20時~
第五期天鳳名人戦 第二節

天鳳名人戦ももう5年目。
4ラススタートだった去年は初日で終了だったけど
今期はラスなし。
今期参戦の堀内正人とついに初対戦(゜∀゜)

前半 :ASAPIN x 小林剛 x 就活生@川村軍団 x 堀内正人
後半 :小林剛 x コーラ下さい x 渋川難波 x すずめクレイジー

■実況・解説
小林未沙
三原孝博(麻将連合 認定プロ)
むく大樹(麻将連合 ツアー選手)
【番組ページ】
http://live.nicovideo.jp/watch/lv225963590

闘牌列伝麻雀講師祭り

今や全国各地で開催されている麻雀教室。
若者を始め、年配の方まで麻雀を楽しんでいる。
普段麻雀教室の先生として活躍しているプロ雀士の
先生がガチンコ勝負!

応援してくれる生徒さんのために、負けるわけにはいかない!
教室の意地にかけて戦いに挑む!

【番組ページ】
http://live.nicovideo.jp/watch/lv227398703

今回は土田浩翔プロと一緒に解説です!
どうなることやら(゜Д゜)

7/26(日)21時~
近代麻雀プレミアリーグ決勝1回戦

4月に始まったプレミアリーグもついに決勝!
ダントツだった予選のポイントは残念ながらリセットされ
決勝は2回!
【出場選手】小林剛・鈴木達也・魚谷侑未・じゃい
【実況解説】竹内幸輔・梶本琢程・佐々木寿人
【番組ページ】
http://live.nicovideo.jp/watch/lv227406608

7/27(月)14時~
第13期ミューリーグ 第五節

私の所属する麻将連合のトップリーグの第五節。
現在のポイントは
小林  剛 +117.9
武則 輝海 +109.1
忍田 幸夫 +90.6
明村  諭 +5.8
三原 孝博 △42.3
山本 裕司 △70.3
三上 龍玲 △90.7
松井 一義 △143.1

【対局者】
明村 武則 小林 山本
【解説】
来賀 友志さん  草場 とも子
【実況】
稲毛 千佳子

ゲスト解説に来賀友志さん。
どんな風に言われるのか楽しみですね!
【番組ページ】
http://live.nicovideo.jp/watch/lv227975064

前日のマースタリーグから合わせて5日連続で麻雀番組に
出演させてもらえるとは。
いい時代になったものですね。
興味がある方は少しでも見てくださいね~(^▽^)