第13期将王決定戦 供託 | こばごうのコレ切ってアレ食って

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小林剛による天鳳名人戦自戦記など

ついに始まった将王決定戦。対局者は
       将王     決定戦
清水 英二 12期(現)  2回目
小林 剛  3・7・9期 11回目
武則 輝海 8期     4回目
忍田 幸夫 10・11期   7回目

初の将王経験者4人、しかも最近の将王が全員揃うという
最高のメンツといえるだろう。

このメンツの中で、私の打ち方で目立つのはやはり
アガリ率・フーロ率・リーチ率の高さだろう。
忍田もかなり似たタイプなので、とにかく過去にはない
「発声の多さ」がこの決定戦の特徴になりそうだ。

さて、最初の発声はやはり東1局の私からの「リーチ」。
二萬三萬四萬三筒四筒五筒六筒六筒七筒八筒四索五索六索 ドラ一筒
次局も私のリーチ。
一萬二萬三萬一筒二筒七筒七筒一索二索三索七索八索九索 ドラ八萬
どちらもそれほどアガれるとは思ってないが、
アガリ点の増加とアガリ率の減少とリーチ棒の重みを
考えての判断で、どちらも流局となった。

次局はついに初アガリ。もちろん私(笑)
二筒三筒四筒五筒六筒七筒八筒九筒二索三索四索西西 ツモ七筒 ドラ五筒
ダマテンで安めのツモアガリ。
2900・2900・11600の3メンチャン。これもリーチでもよさそうだが
しなかったのは黙っていれば高めの一筒の出が期待できるのと
供託リーチ棒が2本あったためである。
つまりこの手は4900~13600の手。しかも13600の可能性が
一番高そうなのだから、ダマでもかなりのものである。
結果的には安めをツモったのだが、5900の収入。これでも十分か。

テンパイ料のないミューリーグのルールにおいて、
この供託リーチ棒というのはかなり大きい。
特に、私のようにアガリ点よりもアガリ率で勝負するタイプの
打ち手にはこれを何本取れるかが成績に直結するのだ。

今回の成績は1241。
得たリーチ棒は1回戦から順に2004。
(ただし自分がリーチをかけてその局にアガった場合は含まない)
そして他家に取られたリーチ棒はゼロ。
そのおかげか、トータルでは首位になった。

第13期 将王決定戦1節終了時
小林 剛  +35.9
忍田 幸夫 +10.5
清水 英二 +1.2
武則 輝海 △48.6

残りは11戦。優勝確率は40%くらいか。
次は11月22・23の連日開催。
11/22 2節
http://live.nicovideo.jp/watch/lv241696515
11/23 3節
http://live.nicovideo.jp/watch/lv241696610
全節ニコ生で放送しますよ!!