第14期ミューリーグ 一打の効果 | こばごうのコレ切ってアレ食って

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小林剛による天鳳名人戦自戦記など

南2局。42600持ちのトップめで、ふたつ仕掛けて1500の
テンパイ。ドラは
下家の武則はを仕掛けていてピンズ模様。
は生牌で、これで打つと
大三元まである。
普通に打つなら迷わず降りる局面だ。


ところが長考の後、私はこれを勝負した。
この半荘までに背負ったマイナスは100を超えているので
自力決着をして少しでも点数を増やしにいくべきと判断したのだ。

は無事通過。
それを受けた武則は、今度は強烈な押しを見せた私に対して
役牌が打てなくなりマンガンテンパイを崩してオリたのだ。
普通の状況なら打たないであろう
それを見た武則の対応。
この一打一打はテンパイ料のないリーグ戦ならではだ。
プレミアトーナメントのような一発勝負もいいが、やはり
長い目で正解を考えるリーグ戦の戦い方も面白い。

ここから少し取り返してトータルは6位に浮上。
高見沢治幸 +89.0
藤原 健  +56.5
武則 輝海 +39.1
須藤 浩  +28.8
明村 諭  △33.5
小林 剛  △55.7
清水 英二 △58.5
黒澤耕一郎 △68.7

次回放送は6/27月
放送ページは
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最下位は無事脱出。
年末にはどうなってるかな。