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小林ヒロユキの小さなことからコツコツと

わが町、流山。諏訪から越してきて、はや36年。
散策していると多くの気付きがあります。
移ろいゆく四季や新興住宅、街も変われば、私も変わる。
これからの未来へ、コツコツと情報発信してゆきます!

8月に続き、その日は10月10日。
今年4回目の手賀沼汚染灰裁判。

この日はなんとも後味の悪い傍聴でした。
対岸の火事では済まされない。

被告である千葉県の対応は?
松戸、柏、流山、3市の去就は??
原告側の住民女性の意見陳述では
子供たちの未来を危惧するあまり、陳述中に涙ぐむ場面も。

原告側がある指摘をすると、
被告、千葉県側が凍りつくのが感じ取れました。
不用意だったのか千葉県側の歯切れの悪さに場内は唖然。
傍聴席からのブーイングは誰の耳にも明白でした。

その週末、大型台風が接近、影響を懸念しているニュースが相次いで流れていた。
その渦中でありながら、暴風による汚染灰の離散、天災リスクは明白な週末を迎えるのに警備にあたる配置人数も増やさず、万一の際の連絡先も住民に周知していなかったこと。

あまりにも危機意識の薄い千葉県側の温度差は変わらず。
被告側のお粗末な対応に残念な結果となりましたが、
その後の集会では、今回の事態に住民同士が意見交換。
危機意識の薄い千葉県側の失態のおかげで原告側の結束力は高まってきたように感じました。

住民の立場にたって寄り添うこと。
やっつけ仕事で裁判に臨んでいるようでは、住民との溝はいつまでたっても埋まらない。


先日、母校の会報誌である「きずな」に私の執筆記事が掲載されました!
以下、ご紹介致します。


 「ヤジよりベビーカー」

私は千葉県北西部に住む流山市民です。
都心へ向かう時は必ずJRや地下鉄を利用します。
乗車中、ベビーカーが入ってくると適度な緊張感が伴います。
子連れのお母さんの申し訳無さそうな表情。周囲の険しい表情。
以前、そのような状況に遭遇した時の一発触発な空気がトラウマとして脳裏をかすめるからです。
私たちは日頃から嬉しい思いや嫌な思い、こうなったらいいな、こうしてほしいなを感じながら生活をしています。

私たちの生活をより良くするための政治。
今年ほど政治家やマスコミの品格に疑問を呈したいと感じた年はありません。
都議会の女性議員に向けたヤジ問題に端を発し、兵庫県での政務活動費の実態や青森県の公職選挙法違反による多数の議員逮捕など。
奇しくも各地で不祥事が露呈、物議を醸した年となった。

私は憤慨しています。
それは政治家ではなく、マスコミの報道姿勢に対してです。
視聴率至上主義の如く「早く結婚しろ」「産めないのか?」から端を発した犯人探しやフェミニストで埋め尽くされた日本列島。
実はその陰ではより良い生活に向けた関心事が見事に霞んでしまったのです。

今回、その渦中となった女性議員による一般質問。
晩婚や晩産傾向が進む女性を取り巻く社会環境の改善、それに伴い交通機関のベビーカー利用の対応策についても言及していました。
その女性議員は都営地下鉄をはじめ、東京メトロ、JR東日本の対応策なども交え、質疑をしていたこと。その一連の事実を知る者は私の周りでは皆無でした。

私たちの大半は首都圏に住み、都心に直結する鉄道網は日常欠かせない交通手段。
都議会のみならず、近隣都市の各議会にも問題提起を投げかけるべきだと思います。
私が女性であるとしたら、子育てにも安心の住環境、そして気兼ねなく利用できる公共機関が策を講じていれば安心です。そのような施策は子育て世代の活性化にも繋がるでしょう。

政治家とはいえ一人の人間。過ちを擁護するつもりはありませんが、私達が好奇の目を向けるほど面白がって取り上げ、関係者の対応や疲労も相当なものです。
本質とまったく関係ないところで私達は騒いでいるのです。
せっかくの女性視点の一般質問が影を潜めてしまったこと。
議会の本題がそれ以外の話題にすり替わり、議論されるのは本末転倒であり、あってはならないこと。
私は残念でなりません。

日本停滞の原因。
その一因を作っているのは報道姿勢の在り方であり、流されている私達でもあるのです。
日本が悪い、政治が悪いと言う前に、足元で起こっていることに真摯に向き合えば、日本はもっと良くなると思うのです。


◆千葉商科大学 同窓会
http://www.all-cuc.org/
会報誌「きずな」より


きずな ヤジよりベビーカー

きずな ヤジよりベビーカー
先月はマララさんのノーベル平和賞の受賞、
相次ぐ女性閣僚の退陣など、
女性のあり方にとって起点となるような月でした。

とすれば、今月はまさに出発の月。
先月のGirl Power Partyでお会いした二人の女性。
昨年、ミス・インターナショナル日本大会2014の日本代表に選ばれた本郷李來さん。
そして、サポートする碧木 マリアさんです。

来年2015の日本代表は先日決まったばかりですが、
ミス・インターナショナルの本選、2014はこれから佳境を迎えます。

今、まさに親子二人三脚で世界に挑んでいます!
先日、マリアさんのブログで響いたこと。

(一部抜粋)

> この世の目標・目的は、
> 魂の目的地ではありません。
> 体験がすべて。
> 思い切ってやってみた経験が、
> 還るときの最上級のおみやげとなります。

世の中や人々を動かすには
とにかく自ら動いてみること。
いい刺激をいただきました!

まさに今、クライマックスに向かっている時。
最高のお土産をみんなで楽しみにしております!

マリアリラ


★ミス・インターナショナル2014

世界大会の決勝まであと2日!
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(注:WEB投票期間は終了しました)