小林鷹之 オフィシャルブログ Powered by Ameba -49ページ目


こんばんは。
小林鷹之です。


日々刻々と被災地や原発を巡る状況が変化していますが、その他にも千葉県の鳥インフルエンザやリビアへの空爆など、様々なことが起こっています。
いつも以上に、視野を広く、アンテナを高く張っていかなければならないと感じています。


さて、今日もいろいろな声をいただきました。
その一部のみご紹介させていただきます。


千葉市の産婦人科の開業医の方からは、分娩がかなり危ない状況に晒されているとの連絡をいただきました。
停電中は寒くなり赤ちゃんの体温維持に気を遣い、また、帝王切開は停電の合間に計画し行っているとのこと。
診療所は消防法の関係で非常用電源(≒自家発電)の設置が義務付けられていないため、分娩の際は、車のバッテリーを利用してNST(ノンストレステスト≒胎児の状態のチェック)、照明を稼働しているようです。
道一本隔てたところにある居酒屋が、計画停電で同じグループに入っているにもかかわらず、一度も停電することがないことに不条理を感じながら、「東北の病院よりはまだまだ恵まれている」と自らに言い聞かせて、業務に励んでいるとのことでした。

東電の方々が必死になって原発に向き合っている中で、未曾有の危機に100%の対応をできないことをもって非難することは生産的ではありません。
しかしながら、病院に限らず、計画停電の影響を受けている方々の中で、ある種の不公平感が鬱積していることは事実だと思います。
「計画」の理由を後日しっかりと説明する旨、東電が一言発してくれれば、そんな感情も多少は緩和すると思いますが、いかがでしょうか?


八千代のコメ農家のおばあちゃんは、風評被害の可能性を大変恐れておられました。

これからコメの作付けが始まろうとしているのに、原発を巡る風評被害が広がれば、千葉のコメも売れなくなってしまうのではないか・・・
一所懸命に努力しても水の泡に帰すのではないか・・・
でも、頑張るしか道は無い・・・

真剣に頑張っている方々の努力が報われるためには、何をしなければならないのか。
不安が滲み出るおばあちゃんの表情を前に、山積する課題の重さを感じざるを得ませんでした。




被災地の岩手からは、最近連絡がとれた中高の友人から、心強いメールをもらいました。
今回の地震・津波で家と車を流されてしまったとのことですが、下記にその一部のみ紹介させていただきます。


(引用開始)
こちら(避難先)には1週間ほどいる予定ですが、また三陸に戻ります。
現地は通信が途絶え、電気も充分でなく、非常に危険な状態です。
さまざまな支援のおかげで物資が豊富に届くようになりましたが、なかなか平等にはいきません。
物資(得にガソリンなどの燃料)を巡って虚実入り乱れた情報が飛び交い、犯罪が横行し、人心が荒廃し始めています。
それでも現地は苦しみながら頑張っています。
私は東北の綺麗な空とリアス式海岸の緑と青が大好きです。
どうかみなさんこれからも東北を応援してください。
(引用終了)



東北を愛してやまない人がいる。
東北で頑張り続ける人がいる。
そんな気持ちを一生懸命応援していきたいと心底思わせてくれる連絡でした。


停電

小林鷹之です。


大地震から今日でちょうど1週間が経ちました。
あっという間に過ぎ去った気もしますが、それにしてもいろいろなことがありました・・・
被災者の方々は勿論のこと、それ以外の方々を取り巻く環境が少しでも改善することを祈っています。


今の状況は明らかに「非日常」です。
しかし、その非日常が日常となりつつあるのも事実です。
その一つが計画停電。


前日の晩にならないと、明日の「停電計画」が分からない。
とても不便ですね。
計画停電というより、無計画停電、あるいは場当たり停電といった方がいいような気もします。
勿論、福島原発をめぐる状況が刻一刻と変化する中で、東電や政府をはじめ、関係者が必死になって対応していることを考えると、綿密な計画が事前に立てられないことはある程度仕方がないと思います。


しかし、やっぱり不便。


特に18:20~22:00の時間帯の停電。
ろうそくと懐中電灯を用いながら、毛布にくるまって、停電終了をじっと待ちます。


我々庶民にとって、生活物資の主な調達先はスーパー。
停電中は閉店。
停電終了直後には長蛇の列。
まあ、開いていてもそんなに商品は置いていないんですけども・・


信号も消えてしまいますが、交通整理する人間が足りないので、めちゃくちゃ混雑するし、とにかく危ない。


飲食業に携わっている方々は、停電が昼食・夕食時になってしまうと、直前に予約を全部キャンセルせざるを得ない。材料の仕入れにも苦労されている。
「こんな状態が続いたら、店をたたまないとな・・・」
化学工場からは、「製品をつくる過程で停電になると、全部捨てざるを得ないんだ」
鍍金(めっき)工場からは、「少しでも停電時間があるとその日一日は作業が成り立たない」
ここ数日、そんな声を地元の方々から伺い、返す言葉がありません。


今のところ、停電しないと言われている時間に停電になるケースは殆ど耳にしませんが、停電すると言われていて停電しないというケースはたくさんありますね。
仕方ないのかもしれませんが、上のような声を聞いていると、もう少しうまくできないのかな・・・と思ってしまいます。


それと、不便なのは計画停電だけではありませんね。
ガソリン。


中東情勢の影響もあって、いつの間にか、価格が急騰していますが、そんなことを言っていられないほど、一時的に需給が緊迫しています。
そして消費者心理の乱れがそれに輪をかけています。
私もママチャリを多用するようにしました。


物流に影響が出るとこんなにも多くの企業に影響が出るのか・・・
身を持って感じました。


車しか移動手段がないエリアにお住まいの方々の中には、重い病を患っているご年配の方々もいらっしゃいます。
「ガソリンが無くて、千葉市にある病院までどうやって通えばいいのか・・・」
そんな悲痛な声もうかがいました。



しかし、毎日、「不便だ!」というお声をたくさん頂戴する一方で、
「そうは言っても、東北地方の被災者の方々が置かれている状況を考えれば何も言えない。電気であれガソリンであれ、少しでも節約して、被災者の方々を取り巻く状況を少しでも改善することに貢献しなければ。」
そんな声が後に続くことが多いです。
仰るとおりであり、とても勇気づけられます。


1人ひとりができることは大きくないかもしれません。
でもそういう小さな積み重ねがなければ、大きなことにはなりません。


頑張ろう、ニッポン!

自民党から政府に対する当面の申し入れ事項

小林鷹之です。

みなさま、不安な日々を過ごされていると思います。


昨日、自民党の石破茂政調会長から政府に対して、下記の申し入れがなされましたのでお知らせいたします。



(以下、引用)



以下の項目に対して早急に対応されたし。なお、復旧・復興に関するものは改めて提案申し上げる。


○震災担当特命大臣の任命。

○混乱を回避する為、官邸機能を原発対策と津波・震災対策の指揮命令系統を二つに分け、 責任体制を明確化する。

○官房長官発表の際に、専門家の補佐を置くこと。

○高齢者、障害者、病人、子ども、女性を始めとして、休館予定の大規模ホテルや余裕のある議員宿舎等への受入れ等、ホテル・旅館等への可能な限りの受入れを要請し、国による費用負担を検討すること。

○政府から自治体に対して「財源は心配しないで躊躇なく対策を打つべし」というメッセ ージを発すること。

○政府から「食料供給体制は大丈夫である」と発信を行うこと。


○物資関連

・特に、水、食料、燃料(ガソリン・軽油・灯油・A重油等)の流通ルートの確保。また医薬品、血液、検査試薬、消毒薬、ロングライフミルク、果汁、お茶パック、パン、赤ちゃん用粉ミルク、簡易トイレ等も重要。

・道路・港湾の復旧等、ロジスティクスを早急に確立すること。特に港湾からのアクセス道に関し、大至急障害物を除去し、海運を活用すること。

・自衛隊等の能力を活用し、医療・入浴・トイレ等を早急に被災民に提供する。

・国家備蓄・民間備蓄を活用すること。


○原発事故関連

・モニタリング・ポストを10km地点、20km地点、30km地点等に環状に配置し、数値をインターネットでリアルタイムに流す等、適時適切な公表を行って、国民の不安・疑念を解消すること。その際、放射線量の健康に与える影響等の周知を徹底すること。また、原子炉格納容器が壊れていないと判断する根拠データを公表すること。

・官邸と東京電力が一体となる体制を作ったが、官邸と現地(福島)とも密接な連携体制を確立すべき。原子力保安院・東京電力等がバラバラに会見・発表するのではなく、一体的に行うこと。

・現在、屋内退避勧告が出されている福島第一原発の周辺20-30kmの住民について、圏外退避を至急指示すべき。その際周辺各県への退避も視野に検討すること。

・現地は退避の為の車輌のガソリンに困窮しており、供給体制を至急に確立すること。

・停止した原子炉の冷却・安全化と共に、使用済燃料の冷却状態の確認・確保に万全を期すこと。


○計画停電関連

・早期に計画を提示し、企業の生産計画等が立てられやすくすること。

・特に鉄道輸送・病院・在宅患者等に対して配慮すること。

・児童・生徒の通学時間帯(信号機が機能しない際の安全確保や鉄道が動かない際の通学手段の確保など)や、学校における授業時間帯(授業が分断される際や給食の調理など)に停電の時間が当たる際の対応方針を策定すること。

・東京湾岸の火力発電所の復旧など早急に行うこと。


○外交・自衛隊

・救援・復興支援が長期化することを見越しての自衛隊の交代要員等を検討すること。

・松島の航空自衛隊基地の航空機に関し、必要ならば予算措置を行い、早急に調査・修理を行うこと。

・10万人体制に伴う運用の影響も考慮し、必要予算を確保すること。

・米軍との協力体制の推進。

・在外公館における支援金受付(現在の支援金受付は国際赤十字のみ)

・中国・韓国・フィリピン等の大量の研修生(労働者)の安否確認。

・外国人留学生や研修生(労働者)に対する見舞・生活支援・帰国支援等を手厚くすること。

・海外からの支援チームの活動支援と、特に原発関係の丁寧な情報提供。

・政府の会見は外国人にも分かるように同時通訳やテロップ表示を行うこと。


○雇用対策

・雇用調整助成金の運用拡大による雇用維持を図ること(企業負担の軽減)。

・失業保険の失業給付期間の延長等と特例納付の拡大。


○税制関連

・税制始め、確定申告等についても税制控除や申告の延期等の措置を講ずるべき。

・平成7年の「災害被害者に対する租税の減免、徴収猶予等に関する法律の一部改正」や「阪神・淡路大震災の被災者等にかかる国税関係法律の臨時特例に関する法律」をベースに対応すること。


○金融関連

・急激な資金需要への対応の為、銀行等の窓口、ATMの早期復旧(個人資金ニーズへの対応)、中小・小規模企業者の資金ニーズへの対応、地方銀行等、地域金融機関への万全な支援体制等を確立すること。

・被災地以外の地域においても、政策金融等の活用により、資金需要の円滑化を図ること。

・証書がなくても、払い戻しができる措置を金融機関において講ずること。


○4月1日から開始予定の高速道路新料金制度については、混乱回避のため、中止すべき。

○緊急通行車両確認標章は出発地の警察署等で発行するが、発行基準を大幅に緩和し、この標章で日本全国の全ての高速道路を無料で通行できるようにすること。また、制限区域も栃木以北とすること。更に、重機等の運搬も緊急通行車両に加えること。

○災害復旧事業は、全額を国が負担すると宣言すること。また改良復旧事業についても、当然、全額国庫負担事業に含まれると宣言すること。県土、地域の復興については、用地調整、測量調査、計画作成の段階からの支援を行うと宣言すること。


○学校耐震化工事等の国庫補助率のかさ上げ措置の有効期限が、平成23年3月31日に切れるため、かさ上げ措置を5年間延長すること。

○公共学校施設の耐震化工事を加速する必要があり、補正予算などで必要な予算を確保すること。

○がれきの処理計画を迅速に策定し、実行すること。

○検死体制の更なる強化及びご遺体の埋葬等に関する尊厳ある対応(必要な資材の確保等)

○3月交付の特別交付税(7551億円)について、全自治体への速やかな配分を実施すること。また、平成23年度予算関連法案「地方交付税一部改正案」について、特別交付税の割合引下げ部分を削除すべき。

○行政機能を失った市町村について、行政の代行について法制化(代行機関は、市町村を包括する県を想定)を検討すること。(国民健康保険・介護保険・生活保護・年金給付・教育委員会)。

○市役所・町村役場への各府省横断の人的支援体制を組織化して、市町村行政のバックアップを検討すること。

○平成23年度補正予算の編成に当たって、大型の地方交付税措置を行うとともに、特に被災自治体に対して地方交付税を大幅に加算すること。

○生活貸付等、緊急に必要とされる生活費への対応(生活福祉資金貸付等)。

○医療機関・介護施設への医療費・介護費用の確実な支払いを可能とすること。窓口負担の免除等に伴う保険者の財政負担の軽減を検討すること。

○関係団体等への情報収集及び連携を強化すること。

○被災地のペット問題についても配慮すること。