にゃうも。
日々の夏い感じに、もう正直あんまし動きたくないコバニャシです。
飼い主、マチ子。
へたれておりにゃす飼い猫さまのアタクシのお腹を
ひたすら素足でペタペタもふもふ踏みつけやがります。
ちょっとでも涼しくなったら覚えてやがれ。。。
とアタクシ爪磨きには余念がありません。
さて。
そんな魔の手(爪)にも気づかず余裕綽々ですマチ子。
昨夜、お写真の佐野史郎さまがご出演されている
舞台「おもいのまま」
見て帰ってまいりました。
パンフなんか読みながら、しばらく大人しくしてたかと思うと、
「……い、いやーーーーー！」
マチ子大興奮！！
そして、また空を見つめて何かを思い返し、
「ふ、ふぐぐぐぐ！ふ、ふ、ふぎぎぎぎ！」
マチ子、まったくよくわからない奇声をもらし、身悶え！
そして。
アタクシに一言。
「コバ、あたしゃとんでもないもの、見ちゃったよ…！！」
「……。あ、そうなの。良かったにゃ…。」
「ちくしょー！なんだこれ！意味わかんねーよっ！まだまだもっとたくさんの人に見て欲しいぜっ！」
見に行っただけのくせに鼻息荒く、ちょっとおかしなことになってるマチ子を心であざ笑いつつ、話を聞いてやると…。
(以下、もしかしたら若干のネタばれと感じる方もいるかもしれません)
最近、良いお芝居を見る機会が増えているなぁ、とマチ子思っていましたけれど。
…あああ。
さらにさらに究極の大好物、これ希少過ぎてなかなか食べられない大好物なお芝居に出会ってしまいました！
客席に入った瞬間から何か厳かで、雰囲気のある緊張感を感じるところから始まり、
幕開きからじわじわじわじわと途切れることのない超ウルトラハイレベルな緊迫感が続く中、
見ているマチ子は、何度も体がびくっと反応しまくり、
神経解放されまくり、
休憩に入ったら、なんかもう本当に身体中震えが止まらなくなったりして
なんで自分の体がそうなっちゃってんのか謎ですらあるスリル？感！(ああ、ボキャブラリーが少なすぎる)
たった一時間の一幕なのに休憩があることがありがたいったらありゃしない！
そして２幕。
まったくどうなるのか、全然予測不可能な中、
さらなる緊迫感。
そして、納得と感嘆。
物語だけでなく、演出だけでなく、俳優さんだけでなく、
すべてが絡みあってほどけないあまりに繊細で、あまりに強い絹糸のような緊張感。
一緒に見に行った友人３人とも、鼻息荒く興奮状態。
真ん中に流れているものは、
おそらく。いたってシンプル。
そして、おそらく。
誰もが感じたことのある「思い」
と、その強さ。
俳優さま、スタッフさま、演出家さま、劇場さま…
おそらく。
この公演に携わってらっしゃる関係者みなみなさまが、
何かとても大きな気概、というか、
「すんごいもの」
を生み出している気迫…
みたいなものを肌でびんびんに感じることのできるお芝居だったのです！
人が感じる「面白さ」は十人十色だとわかっています。
…わかっていますけれど、こういうお芝居にこそ、ナマの魅力があり、
こういうハイレベルなお芝居こそ、まだまだもっとたくさんの方に
面白いと思って見てもらいたい！
と心から「思い」、
なんなら「念じ」、
かなっちゃえばいい……！
とマチ子思うのでありました。
そんなわけで。
また長くなりましたが、
「えんげきやる人は絶対見た方がいい！」
「えんげきやらない人も絶対見た方がいい！」
「おもい」を込めて。
東京公演を終えた後、全国ツアーは8月30日まで。
★舞台『おもいのまま』http://www.omoinomama.info/
演出：飴屋法水 脚本：中島新
出演：石田えり、音尾琢真、山中崇、佐野史郎
東京公演：2011年6月30日（木）～13日（水）＊月曜休演
あうるすぽっと（豊島区立舞台芸術交流センンター）
〒170-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル2F Tel：03-5391-0751
お問い合わせ：オフィス・ＲＥＮ Tel:03-5829-8031
主催：あうるすぽっと（財団法人としま未来文化財団）・豊島区
地方公演：2011年7月15日（金）～8月10日（水）
愛知・長久手町、愛知・豊川市、大阪・岸和田市、熊本市、兵庫・西宮市、山口市、佐賀市、長崎市、東京・葛飾、茨城・つくば市、北海道・札幌市、岩手・北上市。詳細はWEBにて。http://www.omoinomama.info/schedule