奥地の奥の手 | kobacabana 3.0

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音楽、食、酒、街、男と女・・・・
日々に感じる雑感を
懸命にまとめています。

お住まいはどちらで?

ビジネスで知り合う人々と、名刺代わりに交わす挨拶だ。
横浜です、と答えるのは気が退ける。
港の見える丘公園をイメージされても気恥ずかしい。あんなところは、財閥商社の盗人稼業か、金貸しチンピラが住むところ。

青葉台、と答えるとほぼ50%、目黒川沿いは良いですね、大橋?東山ですか?と追い討ち駆けられ恥をかく。

川向うの田舎でホテルは無いけどホタルはうようよ、などと謙遜すると、たまプラーザ、あざみ野??羨ましいなぁ、エリートは違いますね、と嫌味を言われる。

エリートと呼ばれたことが無い。有名校ではないし、子会社生活が長く既存ビジネス以外の亜流(今は本流)を這って生きてきた。

結局、こう応えることにした。



「田園都市線の奥地」

これで相手は何も聴いて来なくなる。そう、単なる挨拶であって関心事ではないのだ。


奥地ならでは。本マグロの、中トロの握りがなんと、お通し。中心部ではあり得ない大盤振る舞い。



新しいジムに単身移籍して4年を過ぎた。先住民♂も顔見知りになると、「大学はどちらで?」と聴いてくる阿呆もいる。「代ゼミ」と答えている。自ら三田で、馬場で、本郷で、と地名でマウント取る馬鹿が居るが、私はたったの4年しか在籍しなかった、しかも人生賭けて受験対策で生きて来なかっただけに、全く大学なんて人生や男の箔にもなりゃしないと思ってるので、聴いた相手も肩透かしである。

それが、楽しくてしかたない。その4年が自分の人生の目標だった輩からすると、私は全くの異人と思うだろう。

奥地のバー。私のブランドを刻印してくれたのはいいが、スペルミスだろ(笑)



これからもこの手のマウント野郎をどんどん駆除し、



今のあんた(の夫)は40年前に「おわったひと」なのかい?


と、からかって、愉快に仲間と過ごして行きたい。