『農舞台・松代中央エリア』
残すは『徒歩限定の山道を下りながらの作品』となるわけですが、
まずはコンクリート舗装のわりと急な坂道を下りていきます。
しかしこの日の雨降りで、坂道は川のようになりかけておりまして。
しかもワタクシはサンダル履きというナメたスタイルで行ったので、
コケないように細心の注意をはらいながら、、、、、
こちらは『今を楽しめ』という2000年(第1回)からの作品。
いや、この雨じゃ楽しめない、と軽く心の中でツッコミを入れたところで3年前の画像を。
今はだいぶ色が剥げてるようで、、、、、
ちなみにこの小屋の中には冷凍庫があって、雪だるまが保存(?)されているのですが、
じっくり写真を撮っていくゆとりもございませんでした。
この作品の近くには
『観測所』という、こちらも2000年(第1回)からの作品。
人ひとりがやっと入れるジャングルジムのような構造物の中に、
空に伸びるパイプと地面の中に続くパイプがあります。
これを両方の耳にあてがい、空と地中の音を同時に聞くというものなのですが、
傘をさしたままではこの中に入る事は出来ず。
もっともこの雨では地面の方のパイプはともかくとして、
空の方のパイプは雨水が流れ込んで来る事でございましょう。
ここよりやや下った所にある小さな池のほとり。
雨に濡れてひっそりと。
こちらは『平和の庭』というこちらもまた2000年(第1回)からある作品。
ここで雨降りですさんだココロを軽く癒しまして、農舞台の方へ視線を向ければ
農舞台から見えた『棚田』アートのオブジェの裏側。
ここからさらに山の中の遊歩道に入っていきます。
その遊歩道自体も2000年(第1回)から『遊歩道整備計画』として、
芸術祭の作品のひとつに数えられています。
その遊歩道を歩いていくと
ワタクシには『にんにく』にしか見えないこちら。
2000年(第1回)からの作品。
植物という点では、『にんにく』も当たらずも遠からずといった感じでございましょうか。
そして
こちらもまたワタクシには『もののけ姫に出てくるこだま』にしか見えない
『雪国の杉の下で』という2000年(第1回)からの作品。
でも、周りの景色には合っていると思いますし、雨の中でもいいかなと思えたりも。
一回そう思うとココロにゆとりも生まれ
何となく雫の写真を撮ってみたりして。
と、こちらも芸術祭の作品で
『スペース・スリター・オーケストラ2015』という名前の弦楽器たち。
公式ページを見ると2015年の作品になってますが、これは以前からもあったはず。
そしてこの山道を下りきった所に現れる
何やら文字が書かれたたくさんのドア。
こちらは『西洋料理店 山猫軒』という2000年(第1回)からの作品で、
宮沢賢治の『注文の多い料理店』を具現化したものだそうで。
天気が良ければここらの道も作品を観て回る人たちで賑わってたと思いますが、
この日はワタクシたち以外には1、2人くらいしか歩いてる人はいませんでした。
人が少なかったという面では良かったと言えば良かったのですが、、、、、
最後まで雨は止む事はなく。
しかしここで、この『農舞台・松代中央エリア』も全作品を制覇したという形になりました。
(結構な数の作品を載せてないですが。)
これで10あるエリアのうちの半分のエリアが終わった事になります。
って、これだけ記事書いててまだ半分とは、、、、、
と、改めてこの芸術祭のスケールの大きさを実感するところでございます。
※ 作品名のリンク先は、全て公式ページの物でございます。
公式HP ⇒ 大地の芸術祭の里 http://www.echigo-tsumari.jp/