【宮城県】 浦霞:佐浦さん | 酒屋修行の日々

酒屋修行の日々

2016年夏に11年半 勤めた会社を退職し、実家の酒屋を継ぐことにしました。
見たり聞いたりやってみたりと、修行をしたいと思っていますので、その内容を記録したいと思いますヾ(^ー^)♪
→(追記)働き始めましたが、ブログは続けていますm(_ _)m

宮城県塩釜市で、浦霞(うらかすみ)を造る、佐浦さんに蔵見学をさせて頂きました (*^ー^)ノ

 

浦霞は、本社蔵と矢本蔵という2か所で造られていて、今回は本社蔵を見学させて頂きました(^O^)/

 

本社蔵は本塩釜駅から徒歩5分ほどのところにあります

 

酒銘の「浦霞」は、鎌倉時代の武将で、歌人として知られる源実朝が詠んだ歌に由来しますヽ(*'0'*)ツ

純米酒のラベルにはその歌が描かれています(^∇^)

 

「塩釜の浦の松風霞むなり 八十島かけて春や立つらむ」

塩竈の海をやさしく風が吹きわたり、まるで霞がかかっているようだ。
湾内に浮かぶ島々にもいっせいに春が訪れたのだろうか。

 

この歌のように、「ほのぼのとした春の風景が浮かんでくるような味わい」を目指しているのだそうですヽ(*'0'*)ツ

 

 

母屋の奥に蔵があります

※お伺いした日時点では、一般の方の蔵内の見学はできないそうです

 

蔵に引かれた白い線は、3.11の時に、浸水してしまった高さだそうです(:_;)

排水溝などからじわじわと水が上がってきて、約3万本のお酒がダメになってしまったそうです(ノ_・。)

 

毎日大量の米を洗い、浸漬します

 

大吟醸クラスは、今でもこのザルで洗うのだそうです

 

甑(こしき)で米を蒸します

米は主に宮城県産米を使います

 

杜氏に、浦霞の麹のポイントを教えて頂きましたφ(.. )

・総破精に近い、突き破精の麹

・麹はカリカリに乾燥させる

・酒は麹と酵母で造るが、蔵の個性は麹に出る

・宮城の米で、米の味わいが出せればそれが理想

 

酒母室、優しい香りの酵母を使います(^~^)

 

木の手すりはボコボコしています

これは、ろうそくの灯で仕込みをしていた時にできた凹みなのだそうです(´∀`)

 

仕込みタンクは、震災の時に、ホーローではなく、ステンレスのタンクに変えたそうですφ(.. )

ここは2階で、床の下の1階は、冷蔵庫になっていて、冷やし続けることができるそうですヽ(*'0'*)ツ

 

木桶のお酒もあります(^~^)

その昔、浦霞から分離された、協会12号酵母で、仕込まれています(σ・∀・)σ

12号酵母は酸が多いのが特徴だそうです

 

木桶は吉野杉でできていて、柿渋が塗られていますす(*^▽^*)

 

杜氏と一緒に写真を撮って頂きました(〃∇〃)

 

杜氏に、造りの事、歴史の事、などたくさん教えて頂きましたm(_ _ )m

 

 

蔵にはショップも併設されていますヽ(*´∀`)ノ

(ショップの中のグーグルストリートビュー

 

ショップでは試飲もできます( ´艸`)

 

楽天ボトルの浦霞がカッコよかったですキラキラ

(自分は阪神ファンですが(^▽^;))

 

 

佐浦さんのホームページはこちら

若松屋酒店で取り扱いしています

 

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