【島根県】 月山:吉田酒造さん | 酒屋修行の日々

酒屋修行の日々

2016年夏に11年半 勤めた会社を退職し、実家の酒屋を継ぐことにしました。
見たり聞いたりやってみたりと、修行をしたいと思っていますので、その内容を記録したいと思いますヾ(^ー^)♪
→(追記)働き始めましたが、ブログは続けていますm(_ _)m

吉田酒造さんは島根県安来市にあり、「月山」ブランドを展開されている蔵元さんです(*^ー^)ノ

 

このお酒は、「スーッと飲んでしまう、キレイな味わいのお酒」です。

蔵のHPにもありますが、日本酒ビギナーの方にもお勧めです(^_^)v

 

この味わいの理由が知りたく、お忙しい中無理をお願いし、蔵の見学をさせて頂きました(^~^)

 

雨で写真を撮れず、HPからお借りしました。。

 

 

酒銘は、「蔵の裏に月山と呼ばれる城山があることから、この地の藩主にその年できた一番良い酒に「月山」と名付け謙譲していた」、ことに由来するそうです(^∇^)

 

 

仕込水は、超軟水の水。

軟水を「普通のかき氷」だとすると、超軟水は「ふわふわのかき氷」というくらい、重さを感じない水です(*^▽^*)

 

米の多くは、蔵から約10kmの土地でとれた、島根県産のお米。

同じ水流の水で仕込まれた米と、仕込み水は相性が良いそうですφ(.. )

 

自社で精米します

 

洗米は、とにかく手際が良く、キビキビと緊張感がありました。

米が水を吸い過ぎると、狙った通りの酒造りが出来なくなるためですヽ(゚◇゚ )ノ

 

浸漬、蒸し

 

麹は甘く、しっかりと狙った酵素が出来ています。

 

酒母(お酒の酛)は元気いっぱいですヽ(*´∀`)ノ

 

仕込みタンクも細かく温度管理

 

醪(もろみ)は、とてもいい香りがします(〃∇〃)

 

貯蔵用の冷蔵庫の数、広さは圧巻でしたヽ(*'0'*)ツ

少しも劣化させないで出荷するための投資です。

貯蔵はタンクではなく、すべて瓶で貯蔵されていました。

 

 

キレイな味わいの理由は、「良い原料(水/米)を使い、良い蔵人が、良い設備を使って狙った味わいを醸している」、ことだとわかりました(^O^)/

 

 

粕取り焼酎の機械

下に酒粕を入れ加熱することで、蒸留し焼酎を造ります(°∀°)b

 

 

蔵元、杜氏からは、もっと細かく、長時間にわたり、たくさん教えて頂いたのですが、ブログでは、かなり端折らせて頂きました(・・;)

 

例えば、

 ・もやしの種類と、麹の酵素について

 ・麹造りや搾り等の機械の使い方

 ・一般的な島根県出雲杜氏の仕込み方との違い

 ・酵母の選択、ブレンド、そしてその効果

 ・オフフレーバー(異臭)の原因とその対処

等です。

とても勉強させて頂きましたm(_ _ )m

 

 

蔵元からは、「お酒を正しく理解し、お客さんに伝えるのは酒屋の役目。若い酒屋さんには、蔵はそのための協力を惜しまない。」とお言葉を頂きました。

もっとがんばろうと思いました!

 

 

おまけ

帰り道に山佐ダムというダムがあり、写真を撮りました。

この日は「これから頑張るぞ」という清々しい気持ちだった為か、キレイな写真が取れました(ノ´▽`)ノ

 

吉田酒造さんのホームページはこちら

 

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