主人公は東京消防庁予防部調査課の火災調査官東。
目黒区柿の木坂で起きた木造平屋の現場にいくと、高校のバスケット部の先輩白木に会う。目黒消防署のポンプ車の小隊長をしている。火はすぐにけしとめられ、住人もいない空き家だったが、不審な点が二つ。時限装置の発火機の残骸と、持ち主には記憶にないダ・ヴィンチの絵の複製画があったこと。
引き続き何件かの放火騒ぎが続き、どこにもこの二点の不審なことがあるとわかる。東は仕事熱心のあまり、余計なことにまで首を突っ込み、放火について調べ始める。放火の様子を撮影した動画がネットに出ているのを見つけ、撮影者を突き止め、警察に逮捕させようとしたが、逃走しようとして車に跳ねられ死亡。放火犯ではないものの、何らかの情報を得て撮影した様子。
被害者に共通点を見つけたのも東。今は人手にわたった有名ホテルの関係者ばかり狙われている。
犯人はホテル関係者に恨みでもあるのか?
ラストには東は犯人の最後の標的と共に旧館の一室に閉じ込められ、あわやとなるも、白木らに助け出される。
最後に東が指摘した真犯人はなんと顔見知りの消防士だった。ホテルのごたごたで追い出され、孤独死した父親の仇うちをしていたらしい。