安楽椅子探偵ミステリー。
名探偵は、ミステリー好きな、もと校長先生。しかも、現在はレビー小体型認知症で、時々記憶をなくしたりするが、元気なときは、鮮やかに事件の話を聞いただけで、鮮やかに真相を見破る名探偵になる。彼には孫娘がいる。母親である娘は孫が腹にいるときに、ストーカーにより刺されて死亡。のちに、孫娘までストーカーして脅してきて、結局は警察に逮捕されたものの、後半では無罪放免となり、再び孫娘を襲うが、彼女を好きな男性が身代わりに刺されて、ストーカーを逮捕させた。
ミステリー好きとあって、名探偵は推理の過程で、孫娘とさまざまなミステリー作品をあげて話すので、ミステリー好きにはたまらないかもしれない。昔の私だったらそうだったが、今の私はあまり好きではないかな。そんな点で、途中で読むのが嫌になったりもした。事件も、サンタクロースとか、劇団員の自殺とファンの後追い自殺とか、なんか現実離れの気がして、つまらなく思えたが。なんとか最後まで読めた。ラスト近くのストーカー犯の事件の展開が気になったからかな。