朝晩は多少涼しくなったが、蒸し暑い。日中は猛暑。もう秋の涼しさはないのかな。


仕事帰りに、市立図書館分館へ。

六冊返却したが、二冊は読めなかった。というか、読む気がなくなった。

腕抜き探偵シリーズの二冊。なんか理屈をこねくり回してるだけのような、無味乾燥な気がして。

新たに、五冊借りた。

今日借りた本


翔田寛

「冤罪犯」

角川書店、2017


「黙秘犯」

角川書店、2019


青柳碧人

「怪談刑事」

実業之日本社、202404


山之口洋

「SIP 超知能警察」

双葉社、2021


中島京子

「うらはぐさ風土記」

集英社、202403



浅草の診療所の医師真野麟太郎は、六十代で、大先生と呼ばれ、近所の人々から信頼される。息子は大学病院に勤務するが、父の診療所も手伝う。

ある日、美咲と名乗る娘が訪れて、麟太郎が父親だという。沖縄にすむ美咲の母親には覚えがあるが、父親だとは断言しない。美咲によれば、母親の律子が失踪したという。

医大生の頃の友人は故郷の沖縄に帰り、ハンセン病の病院で働いた後、今は麟太郎同様、診療所を開いている。その友人が律子の従兄弟にあたり、若い頃に友人を訪ねて沖縄に行き、律子とも知り合っていた。

失踪した律子も気になるし、美咲の出生の秘密も気になる麟太郎は、休みを利用して沖縄へ。

さらに、診療所で麟太郎の娘のような武闘派女子高生麻世をつれて、再度沖縄へ。

はたして、律子の失踪の訳は?無事みつかるのか?美咲の父親はだれか?


ピアニスト岬洋介シリーズ第八作。

久しぶりのこのシリーズだが、よかった。

ショパンコンクールで二位となった盲目のピアニスト榊場隆平は、一躍日本で人気が増す。全国ツアーを始める直前に訪れたフリーライター。なんと彼の盲目はうそではないかと絡んできた。追い出すと、ネットに偽の情報を流したり、ツアー初日に客席からヤジを飛ばす。ために、演奏が乱れ、不本意だった隆平。

なんとかライターと話し合おうとした矢先、そのライターの銃殺死体が、隆平の自宅の音楽室でみつかる。

急所を至近距離から二発撃っていて、暗闇の中で、正確に撃つことができたことから、盲目の隆平が警察に疑われる。

そんなピンチの時に現れたのが岬洋介。ショパンコンクールのファイナルで争い、見事な演奏をしたばかりか、その後事件に巻き込まれた隆平を助けてくれた岬。ヨーロッパをツアー中の彼に、メールで助けを求めた隆平。それに答えて、ツアーを中止して、来てくれた岬。

検事の父親をもち、本人も司法試験合格者の岬は、警視庁の刑事犬養に助力を求めて、真犯人を見つけることで、見事に隆平の窮地を救ってくれる。