浅草の診療所の医師真野麟太郎は、六十代で、大先生と呼ばれ、近所の人々から信頼される。息子は大学病院に勤務するが、父の診療所も手伝う。

ある日、美咲と名乗る娘が訪れて、麟太郎が父親だという。沖縄にすむ美咲の母親には覚えがあるが、父親だとは断言しない。美咲によれば、母親の律子が失踪したという。

医大生の頃の友人は故郷の沖縄に帰り、ハンセン病の病院で働いた後、今は麟太郎同様、診療所を開いている。その友人が律子の従兄弟にあたり、若い頃に友人を訪ねて沖縄に行き、律子とも知り合っていた。

失踪した律子も気になるし、美咲の出生の秘密も気になる麟太郎は、休みを利用して沖縄へ。

さらに、診療所で麟太郎の娘のような武闘派女子高生麻世をつれて、再度沖縄へ。

はたして、律子の失踪の訳は?無事みつかるのか?美咲の父親はだれか?