児童文学というか、主人公たちは中学生。舞台はアメリカ、オハイオのとある町、クリフ・ドネリー。住民が二万人あまりの小さな町。
町には伝承があるが、その一つに人の願いを叶える井戸、トンプキンス井戸。
偶然、その井戸の底に至る洞穴を見つけたアーネストとライアン。さらに、リジーも加わった三人は、井戸の上に訪れた人物たちがささやかな願いをしていくのを漏れ聞いてしまう。
アーネストはなき祖父から、屋根裏にあるものを整理してほしいと頼まれていた。そして見つけた何でもないものを持ち出したものの、なくしてしまう。しかし、それを手に入れたことがきっかけで、願いが叶ったことを知った少年たち。奇跡かどうかはわからないが、そうした小さな願いが叶うだけでも、周囲が、町が変わることを知る。
いじめっ子だと思われていたトミーは、引っ越してきたインド系のウィンストンと親友になり、アーネストやらいあんはなき祖父の親友だった ヘメルレおばあさんと仲良くなり、それがきっかけで昔消えた貴重な宝石を発見することになる。
心暖まるいい話だった。脚本の評価をしていただけあり、様々な伏線がちりばめられ、最後にはそれらが回収されて、ハッピーエンドに終わる。