1月23日に、職場で肘を強打し、骨折は免れたものの、傷ついて、仕事にいけなくなった。車で45分くらいかかる職場。

その日は、近くの整形医院で治療を受け、あとは週に二回くらい様子を見せるように言われた。

自宅からは遠く、通えないので、自宅から近い整形医院にかわり、傷のようすを見せ、リハビリもしてきた。傷の治りが長引き、ようやく。まだ腕の動きは完璧ではないから、リハビリは続けるが、日常生活はできるようになり、車の運転もどうにか可能となり、事故以来、職場に放置してあった車を、妻の車で、今日引き取りに行く。

来週から、職場復帰する予定。


二月を丸々休み、50日くらいの休業だった。ちょうど春に向けて、仕事が忙しくなるときに間に合い、ありがたい。


週に二回の治療とリハビリだから、結構暇な時間があったものの、案外時間があるのに、好きな読書が進まないものだ。

図書館本は読みやすい小説だけ読み、あとは読めないまま返したが、また借りてこようかと思っている。

ひとまず今日の昼過ぎ、車で帰る途中、県立図書館により、三冊だけ借りた。

今日借りた本


ヘンドリック・フルーン

「831/4.歳の素晴らしき日々」

集英社、2018.


リチャード・パワーズ

「惑う星」

新潮社、2022


アリエル・バーガー

「エリ・ヴィーゼルの教室から

世界と本と自分の読み方を学ぶ」

白水社、2019


理系系で大学院で研究していた男性は、友人の故郷熊本で、友人の生家が地震で倒壊し、今は更地になっているのを見て、気絶してしまう。以来、人生の迷子になってしまった彼を助けてくれたのは、町田診療所で作ったごたまぜ煮のカレーだった。

そこは、料理を作ることで、本人が一番満足する料理を作ることで、癒してくれるキッチン・セラピーだった。

仕事と二人の男児の世話、夫の無関心にいらつき、我を我をいかけていた主婦は、新婚時に出会ったマンゴーを使ったバフェを作ることで癒される。

三十路半ばで内科医をしてい女性は、今は主婦となり母親になった、昔のクラスメイトにいらついていた。そんな彼女に紹介されたのは、野性動物のハンターだった。そして知った焼き肉。料理を知らない彼女でも簡単にできて、うまい焼き肉。

町田診療所のモネさんの生い立ち。双子の姉の自殺。

そんな姉の得意料理ビーンズ。姉を記念するためにできたのが、キッチン・セラピーだった。ここで癒された人々が集い、無言で料理し、無言で食べる。なき姉へのモネのメッセージ。

いろんなジャンルの作品を出して活躍してる著者だが、正直長いこと読まず嫌いだった。図書館でこれを見つけ、少し異色な作品かと思い読んでみたくなった。

正直言えば、それほどよかった、とは言えないし、途中でやめたくもなったが。

短編小説集で、タイトルが俳句になっていることから、俳句にまつわる話かと思い込んでいたが、違ったみたい。

あとがきによれば、著者が俳句に興味を持ったことをきっかけに、それ間でボケ防止のカラオケをしていた知り合いの集まる会で、俳句を作ることになったそうだ。そこから、俳句をタイトルにした短編小説を書き起こしてみた。それを集めたものらしい。

俳句に興味を持ったきっかけが、倉坂鬼一郎さんが、怖い、をキーワードに選んだアンソロジー句集だったからか、ここに集められた作品もホラー気味のものもあり、どちらかと言えば、暗い印象の作品が多くて、あまり楽しめなかったような気がする。