東家には四人の男兄弟がいる。

長男は九州の大学を出てから、苔の研究者になり、実家には滅多に帰らない。

次男は父の跡継ぎとして、占い師をしている。三男は会社員、末っ子は大学生。

父親は田舎から出てきて、不動産会社の社長と知り合い、占い師を紹介され、その弟子となり、今は自立している。

母親は四国の施設育ちだが、父親と結婚して、保険の営業をしている。

一見、何不自由ない一家と思われたが、三男が引いたタロットカードの不吉な札をきっかけにして、少しづつ歯車が噛み合わなくなり、それぞれに問題を抱えるようになり、危なくなるものの、引きがいいのか、問題も解決していき、新たな一家として立ち直っていく。

最初はつまらなくも思えたが、最後まで読んでみると、案外よかった。


今日は晴れたものの、風が昨夜からひどくて、体感温度は低かった。でも、北海道や東北の日本海側のような雪がないだけ、ありがたい。


今日は午後にコンテナが入荷。

ほとんどが日傘。


仕事帰り、市立図書館分館による。

読み終えた五冊を返却し、新たに六冊借りた。

今日借りた本


小路幸也

「からさんの家  まひろの章」

徳間書店、202308


谷瑞恵

「めぐり逢いサンドイッチ」

KADOKAWA、2019


「ふれあいサンドイッチ」

KADOKAWA、202303


伊与原新

「宙ソラわたる教室」

文藝春秋、202310


新名智

「あさとほ」

KADOKAWA、2022


今野敏

「秋麗  東京湾臨海署安積班」

角川春樹事務所、2022



警視庁捜査一課の刑事、碓氷弘一が、異色な専門かと相棒となり、事件捜査をするシリーズの第一作。

朝のラッシュ時に混雑する地下鉄駅構内で爆弾テロが発生。死傷者三百人を越える大惨事となる。

いち早く捜査本部が立ち上がったものの、刑事部と公安部が協力しと、捜査が進むわけもなく、最初は混乱するばかり。

前夜、当直時に犯人からの予告を電話で受けた碓氷部長刑事は、半信半疑で、上司に報告せず、所轄署に連絡。所轄は一応捜索をしたものの、見つけられなかった。

その対応に責任を感じていた碓氷は、汚名挽回と捜査に望んでいた。

政府上層部からの指示で、陸上自衛隊員で、爆発物に詳しい男が送り込まれ、碓氷と共に特別班として、自由に捜査をすることが許される。

犯人の目的が不明なまま、難航するも、爆発物の残骸から、犯人もまたスペシャリストであると、自衛官岸辺は主張。

軍隊経験があり、爆弾作りも堪能なことから、海外の軍隊経験があり、帰国している人物に目星をつけ、ついに犯人を発見。

最後にセットした爆弾を時間内に解放することに挑戦する岸辺ら。