ゴールデンウィーク前半の三連休初日、以前出ていた雨の予報は、曇り空に変わった。連休とはいっても、どこへいく予定もない。

実は息子の新宅へいきたいと思っていた。初孫である息子の娘に会いに行きたいと。昨年の十月に生まれ、十一月に見てきた。やはりかわいい。

いまはもう半年になり、寝返りもできるようになったとか。

ただ、息子と連絡を取り合うのはもっぱら妻で、仲が悪いわけではないが、息子とはいまいち。当然嫁とも気軽に話せるわけでもなく、私一人では会いに行けない。ところが妻はいくつものパートを掛け持ちしていて、ゴールデンウィークとはいえ、休みの日はないらしく、行くのならまた日を見て、とのこと。

同居とか近所にすんでれば、気軽に行けるが、車で小一時間の隣の市だから、たまたま立ち寄るというわけでもないから、まだ当分は会えないかな。


だから、連休は読書しかない。

まず読んだのは、警視庁の刑事、姫川シリーズの短編集二冊。

「インデックス」は、警視庁から所轄に異動してからの姫川の活躍と、かつての上司の助けで、どうにか警視庁に返り咲くまでの姫川の活躍を描く。

「オムニバス」は、警視庁に返り咲いてからの事件簿。とはいえ、かつての部下たちと一緒になれたわけではない。

同じ班ではないが、彼らも何らかの活躍をする作品を集めた短編集らしい。

いろいろ、人間的には突っ込みどころはあるものの、事件に対する刑事魂はやはりいいし、気分がいい。

昨夜の雨は朝にはやみ、曇り空の一日。でも暑くないだけ、過ごしやすい。


仕事帰りに、市立図書館分館へ。

土日に読み終えた四冊を返却し、新たにまた四冊借りた。

今日借りた本


高田崇史

「猿田彦の怨霊

小余綾俊輔の封印講義」

新潮社、202312


五十律人

「真夜中法律事務所」

講談社、202311


青崎有吾

「地雷グリコ」

角川書店、202311


今野敏

「探花  隠蔽捜査9」

新潮社、2022


不思議なレストランにまつわる噂、都市伝説。死ぬほどにうまい料理を出す店。

料理評論家、大食漢、我流のロハス生活をする女性など、人間にとってはなくてはならないものの、欲望にとりつかれて、むやみに食べる人間を断罪するかのような料理。そんな不思議な料理を出すレストラン、ホールにまつわる不思議だが、少し怖い話。

出だしには独り暮らしの老人が、息子夫婦のすむ家に、孫を見に出掛けるエピソードが語られる。彼には昔、ある犯罪をおかして、避けていた地域にある息子の家。もう時効だし、覚えているものもいないだろうと、出かけた老人。問題の建物、レストランを見つけたところで、回想場面が始まり、そのあとには別のエピソードが始まり、最初は戸惑い、どんな物語なのかわからなくなり、中断しかけたが、なんとか最後まで読めた。

その老人が火を着けて、焼失したレストラン、ホール。その後に現れたホールは、この世のものではないのか?あるいは異界の存在か?よくわからないところもあるが、まあつまらなくはなかったかな。