隠蔽捜査シリーズ第九作。
タイトルの探花とは、中国の科挙試験で、第三位の成績を納めたものをさす。警察庁の入庁試験の成績で、竜崎は第三位だった。ちなみに、竜崎の親友?警視庁の刑事部長、伊丹は第二位だった。
竜崎が刑事部長を勤める神奈川県警に、新たに警務部長として赴任してきたのが、第一位の成績だった八島。福岡県警からの異動だったが、今回の事件には、その福岡がもとの事件だった。
横須賀港近くの公園で、刺殺体が見つかるが、はじめは身元不明だった。目撃者が現れ、証言によると、犯人が近くの米軍基地の軍人かも知れない恐れが出てきて、竜崎が話し合いのために基地に赴く。結果、日系の特別捜査官キジマが、捜査本部に参加することに。
新たに就航が決まった福岡と横須賀を結ぶ船便を利用して、北九州のヤクザが麻薬を送ろうとしたことが原因で、輸送会社の社員とヤクザの間にトラブルが起きたらしい。
目撃者が逃げ出して、、犯人の一味とわかり、手配して捜索。千葉県警、警視庁の協力を得て、確保、逮捕に至る。
今回も本部に詰めて、捜査に活躍する竜崎が描かれる。
それとは別に、竜崎の息子がポーランドで行方不明になるエピソードが描かれる。東大を出て、ポーランドへ、映画の勉強に留学した邦彦。娘の美紀の友人が、ネットで、邦彦が逮捕されたような映像を見つけた。記事はポーランド語で読めず、連絡しても邦彦とは通じなくて、やきもきする竜崎一家。竜崎は知り合いの外務省の官僚に連絡して、調べてもらう。なんの知らせもないまま、ラストになり、邦彦から連絡が。