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産後は、生まれたばかりの赤ちゃんの世話だけでなく、ホルモンや身体的な変化にも直面する、女性の人生においてリスクを伴う段階です。産後の肌は、妊娠中のホルモンの変化によって変化するためケアは妊娠した瞬間から始めるべきです。
産後の肌の変化
妊娠中から産後にかけて、肌にはさまざまな変化が現れます。
- 色素沈着: 胸や乳首、太ももの内側に色素沈着が起こることがあります。
- 肝斑: 頬や鼻、額の周りなどに茶色の斑点ができることがあります。
- クモ状静脈: 顔や首、腕などに赤い斑点が現れることがあります。
- 妊娠線: お腹や胸にできるストレッチマークです。
- にきび: 妊娠中にできることがあります。
産後の肌が不安定な理由
産後の肌は、ホルモンバランスの変化や育児による疲労、睡眠不足などの影響を受けて不安定な状態にあります。
- ホルモンバランスの変化: 出産を境にホルモンバランスが大きく変化します。これは肌にも影響を与えます。
- 育児による疲労と睡眠不足: 育児に追われる中で、スキンケアに時間をかける余裕がないことがあります。
ホルモンの変化に加え、全身的な疲労や新しい状況も母親の肌に影響を与えるため、この時期の肌は特に注意が必要です。
産後に伴う肌の状態には、妊娠線、キメの変化、たるみ、セルライト、色素沈着などがあります。
産後の肌の変化とケア法
ストレッチマーク
妊娠中の体重増加による膨張と、産後に体重が元に戻ることによる皮膚の変化です。
腹部、乳房、臀部に目立ち、一度できてしまうと完全に元通りにするのは困難ですから、予防しましょう。
保湿をしっかり行うことで、妊娠線予防の効果が高まります。保湿成分として主なものが、ヒアルロン酸、コラーゲン、セラミドなどです。コラーゲンの生成を促進するローズヒップとビタミンKが含まれているものがよいでしょう。
肌が敏感な方、妊娠期に肌が弱くなったと感じた方には天然由来の保湿成分もおすすめです。
体の内側からのケア、たっぷりの水分補給、コラーゲンの合成を促す食品の摂取も効果的です。
産後の皮膚の弛緩
特に腹部の皮膚は、膨張とその後の戻りにより、若干のたるみが生じます。これには、保湿クリームや引き締めクリームの使用をお勧めします。
引き締めクリームは、ハリと弾力を回復させるのに役立ち、スイートアーモンド、アボカド、ローズヒップ、センテラアジアティカ、シア脂、ビタミンE、ホホバなどの成分を含んでいます。
セルライト
英語で「オレンジピール(みかんの皮)」としても知られるセルライトは、真皮にしこりや穴を形成する脂肪組織の蓄積によって生じ主に臀部、大腿部、臀部に見られます。
原因は、家系的素因、急激な体重増加、ストレス、座りっぱなしの生活、豊富な炭水化物の摂取、体液貯留などによります。
これを防ぐためには、定期的な運動とバランスのとれた食事が最も重要です。
治療法としては、リンパドレナージュやマッサージ療法があります。これは、循環を活性化し、むくみ を改善するのに役立ちます。
産後の肌の変化
- 乾燥、カサカサ肌:産後のプロゲステロンとエストロゲンのレベルの急激な低下により、肌がより敏感になり乾燥します。ヒアルロン酸入りの保湿クリームと肌に優しい洗顔料がおすすめです。
- ニキビ:エストロゲンレベルの急激な低下により、皮脂腺が活性化され、より多くの油分が生成されます。ニキビは、赤ちゃんの誕生によるストレスによっても悪化する可能性があります。アゼライン酸または過酸化ベンゾイルを含むクリームが推められます。
目の下のクマ
疲労、ストレス、眠れない夜が続くと、まぶたにクマや色素沈着が生じます。
目の下のクマ対策
カフェインベースのクリーム、ジェル、美容液やビタミン C を含むクリームの使用などが勧められます。
- アイクリームでマッサージ: アイクリームを使って目元をマッサージすることで血行を良くしましょう。クリームを塗布して目頭からこめかみ辺りまで優しく指を滑らせ、血液循環を促進します。
産後の皮膚の過剰色素沈着
ホルモンの変化により、過剰なメラニンによる色素沈着が起こります。
色素沈着の発生メカニズムについて
色素沈着は、何らかの原因により皮膚の色調が変化する状態で、ほとんどがメラニン色素の過剰産生や皮膚組織への沈着によって起こります。メラニン色素は表皮のもっとも深い部分にある“メラノサイト”と呼ばれる細胞から作られます。肌の生まれ変わりサイクル(ターンオーバー)が正常であれば徐々に皮膚の表面に押し上げられ、新しい皮膚に生まれ変わりますが、メラニン色素の産生が過剰であったり、ターンオーバーが上手くはたらかなかったりすると色素沈着として定着してしまいます。
色素沈着の原因
産後の色素沈着には、以下のような原因が関与しています。
- 遺伝: しみやそばかすのように皮膚の一部分に現れるものは遺伝によって発生することがあります。
- 紫外線: 紫外線から肌を守るため、メラニン色素の産生が過剰になります。
- 炎症: 皮膚の炎症反応はメラニン色素の産生を活性化させ、さまざまな刺激によっても引き起こされます。
- 女性ホルモン: 女性ホルモンによって色素沈着が悪化することが知られています。妊娠や経口ピルの服用で発症することがあります。
- 加齢: 皮膚のターンオーバーが遅くなるため、色素沈着が起こりやすくなります。
色素沈着の対策
メラニン色素を生み出すきっかけの多くは、紫外線、炎症、摩擦など、日常生活の中でもたらされるものです。色素沈着は一度できてしまうとなかなか改善しないことも多いため、まずは色素沈着の原因を理解し、紫外線ケアや摩擦の低減などの予防対策を続けることが大切です。
特に夏場は、物理的(帽子、サングラス、日傘)または化学的(日焼け止め)バリアで予防するのが必須です。
産後6カ月までは、色素脱失クリームやあらゆる種類の美容治療の使用は避け、皮膚科医に相談しましょう。
クモ状静脈
クモの足のような血管に囲まれた、小さくて真っ赤な斑点のようにみえるクモ状静脈が現れることがあります。
これは血流が増加し、血管が拡張するために起こりますが、通常、7ヵ月目までには徐々に消えていきます。
産後スキンケアのポイント
自分自身を大切にいたわる時間を持つことが大切です。赤ちゃんの世話から解放され、時間を気にせずシャワーを浴び、スキンケアの習慣をつけることが望ましいです。
- 肌はしっかりと保湿しましょう。乳輪や乳首の周りも忘れずに、全身にクリームを使いましょう。
- 角質ケアは週に1回でも構いません。
- それ以外にも、活動的に過ごすようにしましょう。週に5回、少なくとも30分の運動をしましょう。
- コラーゲンを豊富に含む食品を摂り、健康的でバランスのとれた食事をしましょう。
- ビタミンAやビタミンEを含む食品も積極的に摂りましょう。
乳製品・柑橘系フルーツ・キウイフルーツ・ナッツ・植物油・緑黄色野菜など
レスキュークリームはストレッチマーク予防にも使えます。
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