困難な時期もやがてあなたの癒しになる

あなたの中にある幸せを見つけ、幸せ思考にくるっと変換、

ワクワク楽しい人生のフィールドにステップアップ

私の人生の中に起こった厳しい出来事は、成長に関する最も重要な教訓を教えてくれました。またそれは私がその傷を閉じ込めた時期でもありました。

ゆっくりと癒される中で、そこにはいくつかの段階があり、多くの自己愛や少しの思慮、知恵、そしてそれを理解し体験する瞬間を私に与えてくれました。

１日の終わりに、自分があまり必要とされていないと感じることがあります。そんな時は、そこに居座るか、前に進むかの２つの選択肢しか残されていません。

何が起ころうと、時間は経ち時は過ぎ去っていくものです。自分の人生に起こった困難にどのように対処するかによって将来への影響が決まります。

「風に揺らされたことの無い木はない。」

― ヒンドゥーのことわざ

もし私達がトラウマのある出来事や落胆、喪失、そしてストレスにしがみついているうちにも、時間はどんどん過ぎていきます。その為、私達は悲しみと絶望の殻に閉じ困ってしまうことになります。

しかし、私達はそんな困難な時期を強さと癒す力で乗り越えることができます。この時期に、私達は状況を受け入れて、物事を新しい視野で見ることが出来るようになると、自分の好む方向へ時間は進んでくれます。

しかし、私達のほとんどが急な困難に対しての備えがありません。誰も正しい道へ導いてくれる出来事に対処する方法はを誰も教えてくれません。

ほとんど全ての人間が物事が順調に進むのを好み、確実ではないことを出来るだけ避けようとします。心配することより楽しむことを選び、何事も計画通りに進むことを好みます。

これは悪いことではありません。これは私達の脳がリスクを避けて、エネルギーを節約し、「コンフォートゾーン」と呼ばれるコントロールされた安全な場所で生きるように仕向けているからです。

それでも困難な時期は私達が予期していない時にやってきます。それは、お金の問題かもしれませんし、破局や誰かの死、裏切り、そして生命の危機など様々な形で訪れます。

これらにより、私達の１日をぼやけさせて、自分らしさを奪います。

自分自身の物語を形作って、癒し、反映、変化、そして新しい視野にする方法です。
この繋がりとの間にあるような時期は私達の物語をさらに満たして、正真正銘なものへ変えてくれるのです。

「自分自身の物語」を形作ることは、自己理解や自己受容につながり、癒しや変化を促すことができます。物語を書くことで、自分自身の人生について考え、自分自身を振り返ることができます。

ナラティブセラピーにより、考えを反映、そして整理したり、自分の人生を物語のように記録して自分自身の専門家になりましょう。このセラピーは、自分が主人公のように感じ、私達が自身の人生におけるヒーロー、または作者になれる癒しの瞬間なのです。

ナラティブセラピーは、家族療法から発展した心理療法で、語り手自身ではなく語られていることに意識を向けることが大きな特徴です。ナラティブセラピーの手法は、以下の3段階からなっています。

ナラティブセラピーは、ストーリーテリングを活用するアプローチであり、クライエントが自身の物語を再構築し、新たな意味を見出すことを促すことで、問題解決や成長を促進します。

心理的にあなたが感じたことをそのまま物語として説明することなのです。
セラピストはそれを簡単に行えるように促してくれる存在で、物語を深く掘り下げるような質問を患者に尋ねます。また、特定のテーマやパターンを強調して、それをより深く複雑な反射へと促します。
物語を形作っている間は、患者が思い出したくないことがあることも考慮する必要があります。以前隠されていた気持ちや感情をしっかり考えてあげましょう。
また、このセラピーでは「あなたは誰ですか？」や「今あなたが求めているものは何ですか？」、「どのようなことをその物語で伝えたいですか？」というような質問に答えてもらう必要があります。
私達の物語には、意志の弱さや恐怖が原因で捨てた夢など、忘れられたり、無視されるような内容も含まれています。このような物語はしっかり再考されることも大切です。そうすることで、物語に新しいチャプターを書き出すことが出来るのです。